「逃げ恥」からプランド・ハップンスタンス理論を考える

あけましておめでとうございます。AAS東京の金森大輔です。
中部地方の中小企業支援機関で働く、4人の息子を持つ41歳の診断士です。

皆さんはどのような年末年始をお過ごしでしょうか。
私は雪降る年明けを迎え、元日にはオンライン帰省で両親とタブレット越しに顔を合わせ、外出することもなく息子たちと人生ゲームやモノポリーといったボードゲームに興じ巣ごもり正月を過ごしています。

そんな中でふとテレビを見やると、4年前に高視聴率を記録したテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の再放送が。
そこでちょうど、新垣結衣さん演じる主人公みくりの母親(富田靖子さん)の

運命の相手なんていない。運命の相手にするの。

という名言が。4年前の本放送の時にも感銘を受けたこのセリフ。夫婦の関係についての心構えを説いたものですが、少し違った角度から改めて考えさせられました。

世の中には予期せぬことや偶然はつきものです。それを意義あるものにするのは行動やそのための努力なのだと思います。

私は10年ほど前に勤めていた会社で営業的職種から経理職への異動がありました。学生時代も会計の勉強を全くしてこなかった私にとって、青天の霹靂の内示でしたが、すぐに気持ちを切り替え、与えられた環境の中でしっかり身に付けるべきことを身に付けよう、と行動に移すことができました。まさに右も左も分からないところから、借方、貸方の仕訳を覚えていきました。
その後、一定の会計知識を身に付けることができたことで、経営企画部門へのさらなる異動や中小企業診断士資格の取得へと道がつながり、今の自分があります。

「プランド・ハップンスタンス・セオリー」(Planned Happenstance Theory)という、日本語訳では「計画的偶発性理論」と呼ばれるキャリア形成理論をご存知でしょうか?

スタンフォード大学のクランボルツ教授が「個人のキャリアの8割は、予期せぬ出来事によって形成される」といった調査結果をもとに提唱した理論です。

不確実で多様性に満ちた、変化の激しい現代社会において、決められたゴールを目指すというより、現在の置かれた状態を起点に「今目の前にあることを頑張る」ことで将来が開ける、といったイメージでしょうか。
けっして、いつか訪れるであろうラッキーを指をくわえて待っていよう、という理論ではありません。

その中で下記の5つの行動指針が示されています。

  1. 好奇心(Curiosity):新しいことに興味を持ち学習機会を模索する
  2. 持続性(Persistence):失敗してもあきらめずに努力し続ける
  3. 楽観性(Optimism):何事も達成できるとポジティブに考える
  4. 柔軟性(Flexibility):こだわりすぎずに姿勢や状況を変化させることを厭わない
  5. 冒険心(Risk Taking):結果が分からなくても行動することを恐れない

今日のコロナ禍も誰が予想できたでしょうか。その中でも、ピンチをチャンスと捉え、新たなニーズを模索する人たちが未来を想像できているとつくづく感じます。

恐らくブログをご覧の皆さんにも、現在の置かれている状況の延長線上に中小企業診断士資格の取得を目指されている方は多いと思います。
「一年の計は元旦にあり」とも言います。私は今年は簿記1級の試験を目指すことに決めました。意図的に行動・計画することで、偶然を運命に変えましょう!

 

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