Plan B

こんにちは。「関東多摩三郎」6段目の登場です。

一次試験まであと10日ほどとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?今年はコロナ禍で却って学習のリズムが崩れ、学習が順調で無い方もいらっしゃると思います。でも、関東多摩三郎がターゲットとしている多年度生の方なら大丈夫です。10日もあれば十分合格のチャンスはあります。多摩三郎も1次試験3回目の時は、1週間前から1次試験の勉強を再開し、合格しております。「火事場の○○力」というヤツです。ただし、昨年合格し、2次試験の受験権利を持っている方はこんな無茶なことをして神経をすり減らさないでくださいね。

さて今日のタイトルPlan Bですが、日本語に訳すと「代案」になるかと思います。「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」や「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」だけでなく、数多くの映画に登場する言葉ですね。Plan Bがあるということは、元々Plan Aが用意されているということ。これを診断士試験に置き換えると、解答手順書を事前に用意することになります。今日は(#タイトルから外れますが)この解答手順書について述べていきたいと思います。

そもそもこの解答手順書とは何か?

AAS東京公式テキスト「2次試験 事例問題の解法」にある記載をまとめると、

解答作成作業を一定の品質(60点以上)で一定の納期(80分)で完成させる『製造工程』ととらえ、この『製造工程』を答案作成の工程に細分化し工程表に落とし込んだもの

と言えます。皆さま事例Ⅲでよく、品質向上施策等で標準化・マニュアル化を提案しますよね。それと一緒で、考える作業以外、80分の作業の手順を定めることで、解答品質を安定させるためのものです。

ところでこの、解答手順書なるものはいつ頃作成していますか?ファイナルペーパーと位置付けると2次試験直前に作成される方も多いかと思われます。また、2次試験直前に前年作成したものをちょっとチューニングしていたりしませんか?関東多摩三郎が思うに、1次試験が終わったら、

1.自己採点(即日)
2.リフレッシュ
3.学習計画作成
4.解答手順書作成
5.過去問解き等

のような順番で、過去問解きや演習を始める前に解答手順書を作成することをオススメします。なぜならば学習計画と同様、作成したら終わりでなく、日々の演習や模試などでできなかったことや指摘点・気づきなどを適宜反映し、ブラッシュアップしていくものだからです。つまり、以下の通りPDCAを回すことですね。

・学習計画や解答手順書(P)に基づき
・過去問や模試を解いて(D)
・できなかったことや指摘されたことや気づきなどを踏まえて(C)
・学習計画や解答手順書を適宜更新する(A)

その際、立派な何ページにも渡るようなものを作り上げるのが目的で無く、出来ればA4用紙に1枚、長くても2枚に収まる程度に絞り込むことがポイントです。折角、超大作を作っても覚えきれなかったり、本番でうまく活用できません。よく、マニュアルが立派過ぎて形骸化しているのと一緒です。

解答手順書なんて本番で最早要らなくなるくらいまで、身に染みわたらせることが理想的です。AASの先輩にもそんな強者がいらっしゃいました。しかし、自分はそこまでの勇気が無く、結局最初に作ったものから1~2行削った程度でした。ただ、不合格イヤーは10ページ位の大作?を作っていましたが、合格イヤーは最初から2枚程度にどうにか抑え込み、ページ数を増やさないように努めてきたのが良かったと思っています。

一次試験終わったら早いうちから解答手順書を作成し、PDCAを回してブラッシュアップし、また、PLAN Bなども用意して本番では不測の事態が起きても動揺せず、集中して乗り切れるように、1次試験が終わったら直ぐに準備していってください。

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