2次試験 事例問題の解法LP

「80分」を人より賢く活用するために考え抜いた解法

2次試験 事例問題の解法 第4版

あなたは、80分という限られた時間を有効に活用できていますか?

中小企業診断士2次試験は、80分という限られた時間(納期)の中で常に合格レベルの品質の答案をアウトプットすることが求められる試験です。本書は、中小企業診断士2次試験対策の専門校として長年の実績がある「AAS東京」が、2次試験の80分という限られた時間を最大限有効に活用するために考え抜いた解答手順や時間配分(解法)を解説した公式テキストです。

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【第4版の発売を開始しました】(2022.4)
第4版では、あらたに第2部として演習を追加し詳細な解説を加えるとともに、装丁やレイアウトを一新いたしました。

 

本書はこんな疑問や悩みをお持ちの方に役立つ書籍です

中小企業診断士試験は難関の試験で、働きながら取得できる資格の中では最難関の資格試験と言って良いと思います。その中でも、特に2次試験はマークシートではなく筆記試験ということもあり、非常に捉えどころが無い難しい試験です。

2次試験に関する悩みは多々あると思いますし、当然ですが本書で2次試験の全ての悩みを解決できる訳ではありません。本書は、中小企業診断士2次試験の学習において、主に以下のような疑問や悩みを抱えている皆様のお役に立つ内容の書籍になります。

何分ぐらいから解答を書き始めれば良いのだろうか?
80分の中で、与件文は何回読めば良いのだろうか?
マーカーを使っている人がいるが、どのように使っているのだろう?
日によって成績に波があるのはなぜなのだろう?
解答を書き出す前にどれぐらい下書きをすれば良いのだろうか?
なぜ与件文の見落とし、読み落としをしてしまうのだろうか?
どうすれば80分で解答を書ききれるようになるのだろうか?

 

本書の主な内容・テーマ

カレーライスを作るのに、豚肉やジャガイモを使うと決めただけでは作れません。豚肉はどんな切り方で、どういう下処理をするのか、ジャガイモの皮はどうするのか、面取りはするのかしないのか、入れる順番は、時間はどれぐらいか、など、具体的な調理手順(工程)を身につけていなければカレーは作れません。

本書は、「豚肉やジャガイモ」ではなく、主に「調理手順」を解説しています。考え方や知識を、本試験で解答文に落とし込むのに必要な「工程」を解説しているということです。

2次試験を解くとは、

「事例問題」というインプットを使って、「答案」というアウトプットを製造することです。

皆さんは、答案の製造工程を担う作業者になります。
1人で全ての工程を担当しますので、セル生産ということになりますね。

アウトプットである答案には、常に80分という納期を厳守し、常に合格レベルの品質を満たすことが要求されます。この要求を満たすためにはどうすれば良いでしょうか?

毎回場当たり的に事例問題を解いていては、たびたび納期遅れや品質上の問題が発生してしまうことは当然ですね。

本書は、80分という納期の中で、アウトプットである答案の品質を安定的に確保するための時間の使い方や解答手順の「あるべき姿(標準)」を詳細に解説している書籍です。

80の解答手順を 準備読む考える書く見直し の5つに大きく分類し、この大分類をより細かく「作業工程」に分割しています。作業工程は全部で25工程になります。25工程を、自動化できる工程、パターン化できる工程、個別対応が必要な工程に分け、各作業工程と時間配分を詳細に解説しています。

本書の作業工程の全てを真似しても良いですし、一部の作業工程(例えば、読む工程)だけ本書の内容を取り入れる、自分の解答手順になかった作業工程だけを付け加えるなど、色々な活用の仕方が出来ます。

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本書で得られること

本書単独で2次試験対策の全てをカバーしている訳ではありません。本文でも触れていますが、各科目の考え方や必要な知識(豚肉やジャガイモ)については、別途、対策する必要があります。その点をご理解の上で本書を効果的に活用していただければ、本書の内容が2次試験対策上、必須といえるほど重要であることがおわかりいただけると思います。
本書を使って学習している受験生の方々から頂いた声を一部掲載いたします。本書でどのようなノウハウが得られるのかの参考にして頂ければと思います。
本書を使って学習している受験生の声

今まで全然行っていなかった解答手順が多々あることがわかりました。早速取りいれてみたいと思います。


このように事例問題の解き方を具体的に説明している本は初めてでした。他の書籍にはない独特な内容?で、大変参考になりました。


マーカーの使い方がよくわかりました。マーカーは今まで時間がかかるので避けてきましたが、時間を投資していると考えて、より品質の高い解答を書くことが大切なのだという点に共感しました。トレーニングして使いこなしていけるようにしたいと思います。


本書の読み方を実践することで、昨年までと違って「読めている」という感覚が得られています。これを合格に結び付けられるように、引き続きトレーニングしていきます。


自分が今まで、ゴールを決めないまま考えていたことに気づきました。ゴールを決めていないから、考えがまとまらなかったのですね。


設問を穴埋め問題にして、穴埋めをしていく感覚で解答骨子を作っていくというのは目から鱗でした。


与件文の分量や解答文字数の違いなどの形式的な変化に、今まで無頓着だったことに気づきました。今までよりうまく80分を使っていけそうです。


今までは、各設問の答えを考えて解答を書くだけでした(国語の問題を解くように)。全体像を考える時間を作ってみようと思います。

 

執筆者からのメッセージ

皆さんこんにちは。
本書を執筆しましたAAS東京代表の早坂健治です。(加藤講師と一緒に執筆しました)

私も、おそらく多くの受験生の皆様と同じように、受験生時代に2次試験対策の難しさを感じていました。2次試験は筆記試験ということもありましたが、何よりも私から見ると周りの2次受験生の方々がとても優秀に見えました。(グループディスカッションをしていると、周りの受験生のレベルがよくわかります)

「こんなレベルの高い人達と、正攻法で戦っても無理だな・・・」と思うことが多々ありました。

だからこそ、少なくとも人より80分をうまく(賢く)使って実力不足をカバーしよう、と思いました。

それが、本書が生まれたきっかけです。
結果的に、解答文字数が多かったり、難易度が高かったりと、いつもと少し傾向が違う事例問題が出題された時ほど、他の優秀な方々をうまく出し抜いて好成績を取れるようになりました。

本書を活用された皆様がひとりでも多く合格を手にされ、大きな夢を実現されることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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