診断士試験におけるBCP(1次模試の活用編)

みなさんこんにちは。さるよせ です。

前回までの記事はこちら(

新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が最大5/31まで延長されました。引き続き、在宅勤務や自宅待機の方も多く、自宅学習をしている方も多いことかと思います。また、コロナの影響で1次試験の延期や中止になることを懸念している方も多いかもしれません。ただし、現段階では、今後の試験の延期/中止を考えても不安になるだけですので、今現在に集中して、やるべきことをやっていく方が良いと思います。

さて、1次本試験(7/11(土)、7/12(日))まで本日5/11から数えて残り2か月となりました。そろそろ本試験を想定した学習を意識する必要があります。ここで、本試験では、何が起こるかわかりません。さるよせが数年前に受験した本試験では、宣伝カーの音が耳に障り集中できず、幸いにも1次には合格したものの、思った通りに実力が発揮できなかったことがありました。このように、本試験で実力を発揮するには、勉強面以外にもあらゆる不測の事態に対して事前に備えることが重要です。

その本試験を模擬する絶好の場が、模試になります。今年はコロナの影響で、自宅受験となりますが、受験校の1次の模試が5月末に始まります。また、受験校の模試を受験せずとも、過去問を利用し、本番と同じ時間帯で7科目を行うセルフ模試の形で模試を実施する工夫もできます。そして、今は、Zoom等のオンラインでミーティングをするアプリもありますので、本番さながらの雰囲気を出すため、オンラインで勉強仲間と模試をやってみてはいかがでしょうか。

今回は、模試を活用して、本試験に事前に備える方法をお話したいと思います。

 

1.BCPとは?

BCP(business community plan)

事業継続計画。自然災害、火事、テロなどの緊急事態に遭遇した場合において、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと(中小企業庁HP)。

BCPは、企業経営理論H29問12にも出題されています。

BCPの意味から、緊急事態に遭遇したときに備えるためには、まず、平常時の活動や緊急時の対応を周到に準備し、その時の行動を想定しておくことが重要となります。この準備や行動の想定を本試験前にしておくことにより、本試験当日にベストパフォーマンスが発揮できることにつながると思います。

次に、本試験でベストパフォーマンスを出すために、さるよせが実施した、本試験を想定した持ち物の準備や本試験会場における当日の過ごし方の想定について、具体的にお話したいと思います。

 

2.本試験を想定した持ち物の準備

さるよせは、本試験を想定して、以下(1)~(21)の持ち物を準備していました。

(1) 腕時計2個 → 腕時計を失くすといった緊急事態に備える。また、事前に時刻を正確に合わせておく。

(2) カイロ → 試験会場で冷房が効きすぎてお腹が下る緊急事態に備える。

(3) おにぎり(1日目:2つ、2日目:2つ)→ 科目間で1コずつ2回食べる。コンビニで当日買う。

(4) お手拭き → お昼におにぎり食べた後、手をさっぱりさせるため。

(5) ユンケル皇帝顆粒(1包×7科目)→ 疲れた時に、頭が働かない緊急事態に備える。各科目で一時的に力を発揮するための使用を想定。相当疲れていたら2包服用も厭わない。(備考:ドリンクより顆粒の方がコスパが良いと講師の方から教えていただきました。)

(6) お茶(1日目:500m×1本、2日目:500ml×1本)

(7) 飲むゼリー(1日目:3個、2日目:2個)→ 科目間の休憩時間に1個飲む。食べ過ぎると眠くなることの防止と、疲れて食べ物が喉を通らなくなる緊急事態に備えることや、消化の良さを優先して、飲むゼリーを選択。

(8) ブドウ糖(1日目:2コ×4科目、2日目:2コ×3科目)→ 頭を働かせるため、各科目の前に2個食べる。ぶどう糖として、ラムネを食べる方も多いと思います。さるよせは、薬局で良く売っているくちどけの良い「大丸本舗のぶどう糖」を食べていました。

(9) しょうがあめ(1日目:1コ×4科目、2日目:1コ×3科目)→ 試験会場の冷房による喉の痛みを抑えるため、各科目の前に1個食べる。さるよせは、喉の痛みに良く効く「特製しょうが飴辛味絶佳」を食べていました。

(10) アーモンドチョコ2袋 → 頭に栄養を、そして、気分転換に。

(11) 下痢止め → 試験会場で冷房が効きすぎてお腹が下る緊急事態に備える。さるよせは、携帯性に優れ、即効性のある「トメダインコーワフィルム」と、定番の「セイロガン糖衣A(携帯用)」を準備していました。

(12) ティッシュペーパー

(13) フェイシャルペーパー → 本試験は夏の暑い時期なので、メンソールの成分の入ったタオルで顔を拭くことにより、顔がさっぱりかつ眠気が覚めてリフレッシュできる。

(14) ハンドタオル → 昼休みに机で頭をうつぶせにして寝るため。

(15) 筆記用具(筆箱2セット)→ 余分に持っていくことで安心感を得る。

(16) 筆箱1セットの中身

①芯ホルダー1本 → マークシート用塗りつぶし用(効果は、後で説明)。

②シャープペン1本  → 計算用、シャープペン芯が入っていることを事前に確認。さるよせは、芯がトガり続けてくれる「クルトガ」を使っていました。

③シャープペンの替え芯(2B)→ 筆圧をかけなくても楽にかけるので2Bを選択。さるよせは、折れにくく書きやすい「ユニ ナノダイヤ 0.5mm 2B」を使っていました。

④消しゴム4個 → 机から落としても十分な数があるため、拾わなくても良く、安心感を得る。

(17) セロハンテープ → 受験票を止めるため(効果は、後で説明)。

(18) 長袖シャツ → 試験会場が寒い場合に備える。暑い場合は、すぐに脱げるように、インナーはTシャツ。

(19) 折りたたみ傘 → 雨に備える。

(20) 雨用靴 → 雨が降った場合に使用している靴。ただし、普段は履きなれている靴を使用。

(21) イヤホン → 普段は、Bluetoothイヤホンを使っているが、電池がなくなった場合に備えるため。

 

こうして持ち物やその必要性を具体的に書き出すことで、何が足りないかを明確化することができます。

 

3.本試験会場における当日の過ごし方の想定

さるよせは、本試験会場における当日の過ごし方を、以下(1)~(14)の順に過ごすことを想定して、模試に臨みました。

<1日目>

(1) 【経済受験前】①飲むゼリー飲む。 ⇒ ②経済ファイナルペーパーを見返す。 ⇒ ③試験10分前に、ぶどう糖、しょうがあめを食べる。

(2) 【経済受験】

(3) 【財務受験前】①おにぎりを1つ食べる。飲むゼリーを飲む。 ⇒ ②財務ファイナルペーパーを見返す。⇒ ③試験10分前に、ぶどう糖、しょうがあめを食べる。

(4) 【財務受験】

(5) 【昼休み】①おにぎりを1つ食べる。飲むゼリーを飲む。 ⇒ ②ハンドタオルを使って、昼寝をして頭を休める。 ⇒ ③企業ファイナルペーパーを見返す。⇒ ④試験10分前に、ぶどう糖、しょうがあめを食べる。

(6) 【企業受験】

(7) 【運営受験前】①飲むゼリー飲む。 ⇒ 運営ファイナルペーパーを見返す。 ⇒ ③試験10分前に、ぶどう糖、しょうがあめを食べる。ユンケル顆粒を1包飲む。

(8) 【運営受験】

 

<2日目>

(9) 【法務受験前】①飲むゼリー飲む。 ⇒ ②法務ファイナルペーパーを見返す。 ⇒ ③試験10分前に、ぶどう糖、しょうがあめを食べる。

(10) 【法務受験】

(11) 【情報受験前】①おにぎりを1つ食べる。飲むゼリーを飲む。 ⇒ ②情報ファイナルペーパーを見返す。 ⇒ ③試験10分前に、ぶどう糖、しょうがあめを食べる。

(12) 【情報受験】 ⇒ ①中小ファイナルペーパーを持って、早めに退出する。 ⇒ ②中小ファイナルペーパーを見返す。

(13) 【昼休み】①おにぎりを1つ食べる。飲むゼリーを飲む。 ⇒ ②ハンドタオルを使って、昼寝をして頭を休める。 ⇒ ③早めに起き、中小ファイナルペーパーを見返す。 ⇒ ④試験10分前に、ぶどう糖、しょうがあめを食べる。必要あれば、ユンケル顆粒を1包飲む。

(14) 【中小受験】(①40分で解き終わる。⇒ ②机で寝る(30分)。⇒ ③起きて、頭がすっきりした状態で、改めて、問題用紙・マークシートを見返す(20分)。)

 

4.模試で得られた気づき

上記2、3を実際に模試で実行してみて、以下(1)~(7)の気づきを得ました。気づきは、どんな小さいことでも良いと思います。さるよせは、これら気づきを、持ち物の準備や本試験会場当日の過ごし方にフィードバックして本試験に臨みました。

このように、本試験受験前に模試を活用して、持ち物の準備や本試験当日の過ごし方の課題を一つ一つつぶしていくことで、自分はこれだけ準備や想定しているから大丈夫だという自信をつけました。この自信は、本試験でのメンタルの安定に大きく役立ったと思います。

模試で得られた気づき

(1) 昼休みに寝ると頭がすっきりして有効だった。 次の科目の知識を詰め込み過ぎず、頭を休ませて良かった。→ 継続。

(2) 持参するおにぎりは、2コ/日でOK。→ 継続。

(3) 企業受験後、頭が働かなくなったので、アーモンドチョコを食べた。その結果、頭が少し働くようになったと感じた。→ 新たにこの手順を取り入れる。

(4) 1日目は、500mlのお茶1本でギリギリだった。→ 500mlのお茶1本に追加して、280mlのお茶1本を持参するよう新たに準備する。

(5) 1日目23:30就寝、2日目6:30起床。2日目朝、非常に疲れていて起きづらかった。→1日目の夜、ゆっくりお風呂に浸かり、さらに、就寝時にめぐりズムを目にして寝て、1日目の疲れをとるよう新たに準備する。

(6) 情報受験後、お腹が空いた。→ 情報受験後のおにぎり1つ食べる、飲むゼリーを飲む、さらにお腹を満たすため、アーモンドチョコを1袋食べるよう新たに準備する。

(7) 自分の好きな音楽を、試験会場まで聞きながら歩くことで、自分の気分が上がった。 → 継続。

 

5.その他おまけ

前述のセロハンテープと芯ホルダーについて追加してお話したいと思います。

(1)セロハンテープ

セロハンテープは、持っていくことを是非お勧めします。

本試験では、机に受験番号のシールが貼ってあるので、受験番号のシールの下に受験票を挟み込めば、受験票は落ちないです。ただし、シールの粘着力が甘い場合も想定されます。そのため、確実に受験票を固定できるセロハンテープを、安心感を得るために持っていきました。

セロハンテープを持って行って良かったと思ったのは、2次試験の本試験会場が立教大学で机が狭かった時です。本試験会場において、さるよせの隣の人は、狭い机であったため、受験票を度々落としていました。一方、さるよせは、セロハンテープで受験票を固定していたので、心穏やかに受験できました。

(2)芯ホルダー

マークシートを塗る際は、芯ホルダーを使っていました。

芯ホルダーとは?

「芯ホルダー」で検索するとわかると思いますが、「芯ホルダー」とは、製図用の太い芯が入ったペンです。

なぜ、鉛筆ではなく、芯ホルダーか?

鉛筆は鉛筆削りが必要ですが、芯ホルダーはノックすれば、太い芯が出てくるからです(鉛筆削り不要)。

芯ホルダーの最大の利点

マークシートを塗る際は、芯ホルダーでほぼ1回で塗りつぶすことができます。1問3秒短縮ならば、25問で75秒短縮されます。75秒の時間が生まれるということは、ほぼ1問を解く時間が生まれるということを意味しますので、”ちり積も”であると思います。

そして、最悪、時間がないときは、芯ホルダーでマークシートに1回太い線を書けば、マークシートが認識されます(シャープペンの細い芯で、1回だとマークシートが認識されずらいです)。

芯ホルダーとシャープペンの使い分け

計算やメモは、シャープペンで行うことで、計算過程を見やすくし、マークシートの塗りつぶしは、「芯ホルダー」で行うことで、マークシートを塗る時間を短縮するなどの効率化を図りました。

6.最後に

どんな人でも本試験は緊張するものです。また、本試験では、何が起こるかわかりません。そのため、本試験を想定して準備を行い、それを模試で試すことは、大変重要であると思います。さるよせは、心配性なので、準備を念入りにして、本試験に向けた不安を解消していきました。備えあれば憂いなしだと思います。本試験を想定した準備は、皆さんなりの方法があると思いますので、是非、模試を活用していろいろ試してみてくださいね。

そして、コロナの自粛ムードで自宅にこもりがちとなっているので、気分が沈むこともあるかと思います。そのため、前回記事で紹介したマインドフルネスをしたり、たまには、オンライン飲み会を、ご友人や勉強仲間としたりするなどして、気分転換を図っていき、学習効果を上げていってくださいね。

今日はここまで。
さるよせでした。

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