情報は、ググって・語呂して・こじつけて

はじめまして。

AAS卒業生の「さるよせ」と申します。

これから月1回ブログを担当させていただきますので、どうぞお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

ペンネームの由来は、
おさるが寄席をやったらみんなハッピーになるんじゃないかな? そして、おさるが座布団もう1枚! なんて言ったりして。。。
と言った他愛もない想像からのものです。

今年は、オリンピックイヤーということもあり、1次試験が前倒しになることで、学習できる時間も少なくなってきましたが、少ない時間ながらも、短/中/長期の計画を立てた上で学習に臨んでくださいね。

さて、今の時期は、1次試験の分野だと、経営情報システム(以下、情報)の学習を進めている頃でしょうか。
今日は、私が受験生時代に行っていた情報の学習方法をお伝えします。

 

ググって

情報の言葉は、略語が多く一見なんだこりゃというものが多いです。そこで、略語をフルスペルに1回戻してみると、フルスペルおよびその一部の単語から意味と特徴がわかることがあります。そして、1つわかると芋づる式に理解が深まります。

略語は過去問の選択肢で出てくる都度、google等で検索して(ググって)、フルスペルと意味を調べます。そして、調べた略語、フルスペル、意味から特徴を端的にまとめたものを、テキスト/過去問/まとめノート等に端的にまとめます。

例)

MTBF:Mean Time Between Failure(平均故障時間) → 故障(と故障)の間の平均時間 → 長い方が良い。

MTTR:Mean Time To Repair(平均復旧時間、平均修理時間) → 修理するための平均時間 → 短い方が良い。

XML:Extensible Markup Language → 拡張できるマークアップ言語 → HTMLよりも拡張性がある言語

Ajax:Asynchronous JavaScript XML →非同期 +JavaScript + XML → 非同期(通信)してJavaScriptで拡張性のあるマークアップ言語

 

語呂して

他の科目もそうですが、私は暗記が苦手なので、語呂合わせも使っていました。

例)

アプセトネデブ
OSI参照モデルの7階層の頭文字を上位から下位に順にとったものです。
ア:アプリケーション層
プ:プレゼンテーション層
セ:セッション層
ト:トランスポート層
ネ:ネットワーク層
デ:データリンク層
ブ:物理層

しれ・せぎ・けれ
関係データベースの操作の名称と意味の頭文字をとったものです。
射影:「列」を抜く → し・れ
選択:「行」を抜く → せ・ぎ
結合:「列」で複数の表を選ぶ → け・れ

 

こじつけて

時には、全く関係なく、無理やりこじつけて覚えてしまいます。

例)

DRAM:Dだから電荷を注入(本当は、DはDynamicだが、無理矢理こじつける)

 

その他にも。。。

 

身近なものと対応づける

情報のわからない言葉は、身近なものと対応づけるとイメージが湧きやすいです。Ajaxと言われるより、Googleマップと言われたほうが、イメージ湧きやすいですよね。

例)

Ajax=Googleマップで使用するイメージ → Googleマップの動作を思い浮かべる。+ 略語を思い浮かべる。→ 非同期通信の画面一部を再描画

フェイルセーフ=倒れると火が自動的に消えるストーブ → 失敗して安全な方向に持っていく

フェイルソフト=停電したらバッテリー運転して、システムを稼働しつづけるイメージ → 障害発生した場合でもシステム全体の稼働状態を保つ。

 

短い語数で意味を端的にまとめて比較

テキストだと用語を丁寧説明しているため、覚えにくいといったことが多々あります。そのため、用語と意味を短い語数で意味を端的にまとめて比較すると、暗記の量が減るといった利点があります。

例)

・RAID0とRAID1
RAID0:複数のHDDに「データを分散」して書込
RAID1:複数のHDDに「同じデータ」を書込

・統計関係
t検定:「2つ」の変数の平均を比較
分散分析:「3つ以上」の変数の平均を比較

 

これらの方法は、他の科目でも応用できると思いますので、ぜひ活用してみて下さいね。

今日はここまで。
さるよせでした。

 

 

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