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計算機 じっと見つめて ささやいて【Ⅳ】

おはようございます。
AAS東京の卒業生、北陸テツ子です。
サラリーマン川柳のようなタイトルですが
本日も事例Ⅳに関する話題です。
「テツ子の事例Ⅳ攻略3原則」最終回。
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≪北陸テツ子の事例Ⅳ攻略3原則≫
 ① 10を聞いても1できない
 ② 穴があくほど計算機
 ③ 特急列車で30分1本勝負
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①については→こちら
③については→こちら
本日は、順番が前後しましたが
②の件です。
「穴があくほど計算機」
計算機に穴を開けるほど打つべし打つべし!
というアドバイスではありません。
「穴があくほど見つめてね
という意味です。
事例Ⅳで失点するパターンは
多々あると思いますが、
計算機に関するケアレスミスも
少なからず失点のもととなります。
それを防ぐために、事例Ⅳが苦手な私が
実際に行っていた対策をお伝えします。
「ケアレスミス」の原因は
大きく2つに分かれると思います。
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ミスその1:見まちがい
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H27二次試験の事例Ⅳ、第3問の設問2。
プロジェクトZとプロジェクトEの
長すぎる設問文で頭がパニクったあとに
正味現在価値計算を求められ、
割引率10%の現価係数表が出てきます。
1年目の現価係数、こんなふうに
見間違えた方はいらっしゃいますか?
FullSizeRender(8)
(正)0.9091 (誤)0.9101
練習問題で「割引率10%」といえば
現価係数は「0.91」が与えられることが
多かったと思います。
そんな記憶があって、指が勝手に動きつつも
視覚的には小数点以下が4桁なのを認識して
0と9を見間違えて…という状況。
私は本試験当日、この第3問に着手した時
すでに16:55。天を仰いだ記憶があります。
残り時間15分で手は震え、この現価係数を
いったん誤入力してしまいました。
他にも、活字の形状が似ていると
見間違いを起こしやすいものです。
「2」と「5」とか
「3」と「8」とか。
単体では見間違えなくても、数字が続くと
「2,552.38」が「2,252.83」に見えたり、
「1,338,225」が「1,838,255」に見えたり。
いつもなら大丈夫なのに
本試験で緊張する時に限って
見間違えるものです。
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ミスその2:押しまちがい
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FullSizeRender(9)
私の計算機は、こんな配列です。
不満があるのは「0」と「00」の位置。
頭ではわかっていても、急いでいると
うっかり押し間違えてしまいます。
なんで「0」がこんな隅っこにあるのかしら…
そこで「00」の便利さを捨てて、
試験では「0」だけ使うことに決めました。
他にも、受験生時代に仲間から
「計算機と電話とで数字の配列が違う」
なんて話を聞き、確かにそのとおりなので
かえって動揺してしまったこともあります。
とにかく押し間違いを撲滅するために、
ボタンは2度見、画面も2度見。
軽いタッチだと押し漏れの恐れもあるので
一打入魂、ゆっくりでも確実に押すこと。
愚直にそれを実行しました。さらに押し間違いを防ぐために、
私は数字を脳内で言語化していました。
「にぃにぃ、ゴートゥー、テン破産」
(2,252.83)
「いっぱサンバに、ゴーゴー」
(1,838,255)
おバカまる出しで恥ずかしいのですが
即席の語呂合わせをしながら
計算機のボタンを押していくわけです。
家ではブツブツつぶやいてもいいですが、
本試験では、迷惑行為で退場モノですから
大事なのは「脳内でささやくこと」です。
計算のスピードは落ちますが、
ボタンの押し間違いが原因で失点する方は
ぜひ一度お試しください。
駄文におつきあいくださり
誠にありがとうございました。
今日はここまでとさせていただきます。
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 【本日の結論】
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計算機のケアレスミスを防ぐには:
[1] 見間違いをしやすい数字にご用心
[2] ボタンも画面も2度見チェック
[3] 数字を脳内でささやいて一打入魂
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 【次回予告】
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FullSizeRender(10)
…kindleでPDFが読めるって本当?…

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