わざわざ表現にはご注意を

読者の皆さん、こんにちは。AAS東京の金森です。

私は今、中部地方のとある都市で中小企業支援の職に就いております。
そこには毎日何件もの中小企業経営者や個人事業主の方々が相談者として訪れ、皆さんのお話を聞きながら、新商品・サービス開発や販路開拓の企画提案を行うのが私の仕事です。

その際に心掛けているのは、相談者の皆様の言葉を聞き漏らさずに、ご自身が気付かれていない強みを引き出すということです。例えばとある中小企業メーカーA社社長とのこんなやり取りです。

金森
ところで社長、最近お客様から変わった発注があったりしませんか?
A社社長
そんなのないなぁ…。でもそういえば、初めて問い合わせのあったお客さんから○○の試作品を3日以内に作ってほしいというリクエストがあったので、対応したらとても喜ばれたことがあったよ。
金森
社長、それってすごいことですよ!大手を含む他社では断ってしまうような短納期の案件を、A社の熟練工の技術力だからこそ引き受けることができたということですよね!?短納期の試作品製作を新たなサービスとして始めてみませんか?
A社社長
なるほど…。そんなサービス考え付かなかったなぁ…。やってみようか!
といった類いです。「そういえば」というキーワードの後に思わぬ企業の強みが隠されていました。
診断士二次試験においても、与件文の中にいわゆる「わざわざ表現」と呼ばれるものがありますよね。
「いっそう」「特に」「とりわけ」「一方」 ←強調表現。強みが隠れていることが多い
「さらに」「加えて」 ←追加表現。解答時に前後の内容を切り口として使用できることが多い
「最近は」「以前と比べ」 ←環境の変化を表していることが多い
与件文は事例企業に対する紙面インタビューの結果です。重要な文言を受験生に気付いてもらいたいがために「わざわざ表現」が使われています。こういった表現には注意して、特に「強み/弱み」を読み飛ばさないようにしていきましょう。
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