決算を試験本番に置き換えると・・・

AAS東京で事例Ⅳ担当講師を務めています金森です。
私は普段はとある民間企業で経理課長を務めています。
最近は怒涛の決算作業に追われており、やっと決算を締めることができました。

3月までの売上・費用なのか、翌期4月以降の売上・費用なのかを精査したり、各種残高証明と帳簿残高を照合し未精算の勘定科目をチェックしたり、税額を概算して租税公課で計上したり、外貨預金や上場株式の時価評価を行ったり、と月次決算では行わない様々な決算作業を決められた時間の中で行わなくてはなりません。
3月期決算企業の経理部員にとって、4月前半はもっとも繁忙期にあたるでしょう。
年間における繁閑の波をいかに抑えつつ、確実な業務遂行を行えるかというのが、働き方改革の叫ばれる中、経理部でも求められています。

そこで、決算を行うチーム内で私が口酸っぱく伝えていたのは、

3月までにやれる事前準備をしっかりしておこう

ということです。
つまりは、決算作業といっても4月にならないと(3月度伝票がある程度入らないと)できない作業もあれば、事前に行えることもたくさんあるということです。
例えば2月度時点までの未精算勘定科目に関する、当該部署への確認などは3月中に行えますし、過去年度決算時の留意点の確認や、今回決算作業の手順確認を念入りにしておくと4月からの作業がスムーズになります。

これらは、診断士試験に対する準備においても同じことがいえると思います。
決算を「試験本番」と置き換えるならば、


  • 未精算科目の精算
    各種知識を補充して苦手分野をなくしておく
  • 過去年度決算時留意点の確認
    過去問を復習することで、過去に問われた論点の取りこぼしをなくす
  • 決算作業手順の確認
    タイムマネジメントも含め、80分の解答工程を予め決めておく

といったところでしょうか。

決算作業に限ったことではなく、コンペ案件の「プレゼン準備」などに置き換えてもよいと思います。

一方で、いくら準備を念入りに行っていたとしても、決算本番にはイレギュラーなことが行ったりします。事前準備では想定しえなかったことにも臨機応変に対応しなくてはなりません。
試験本番も、当日目の前に現れた問題に対して、最後は現場対応力で挑むしかありません。
ただ、そこで現場対応力を存分に発揮するためにも、事前準備をしっかり行って心に余裕を持った状態で試験本番を迎えましょう!

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