口述試験と実務補習、実務従事

皆さん、こんにちは。たかみず7と申します。2次試験を受験された方、再現答案はできていますか? 今の時期はゆっくりと過ごしつつも、そろそろ結果が気になってソワソワしてくる時期でしょうか。今回は、2次試験合格後の口述試験と実務補習、実務従事について、私の体験談をお話したいと思います。

目次

(1) 合格発表:

令和4年度中小企業診断士第2次試験の合格発表は 1月12日 (木)です。ここで注意が必要なことは、正式には「口述試験を受験する資格を得た方の発表日」が 1月12日ということです。ですので、合格発表の次の日に送られてくるのは「簡易書留」の「口述試験のお知らせ兼口述試験受験票」のハガキということです。

昨年の発表は金曜日でしたので、土曜日は配達が来るのを今か今かと待ちわびていましたが、正直拍子抜けどころか相当焦りました。だって、一見すると不合格通知と変わらないので・・・。でもどうやら、これは合格者あるあるのようです。同じような体験をされている方が多数いらっしゃいました (笑)。口述試験後に 2次試験の合格証は届きますので、ご安心を。

(2) 口述試験:

今年の口述試験は令和5年1月22日(日)に行われるようです。口述試験受験票には時間と場所が記載されています。東京会場の方は朝から夕方までありますので、ここまで来たら絶対に時間を間違えないようにしましょう。すこし早めに会場近くまで行って、近くの喫茶店等でゆっくり時間を潰しましょう。喫茶店には明らかに口述試験を待っている「同士」がいます (中には彼女を連れてきている強者もいました)。そんな雰囲気も楽しんで、口述試験を受験しましょう。

 

口述試験の合格率は 99%以上、毎年数名しか落ちません。ですが、準備はしっかりとしておきましょう。令和4年の 2次試験の内容を踏まえて出題されますので、1週間でしっかりと事例を頭に叩き込みましょう。ちなみに、私は事例Ⅲから 2問、事例Ⅳから 2問出題されました。また、発熱やコロナウィルス感染に関する救済措置はありませんので、絶対に発熱しないように!! 試験会場に入って名前を答えられれば、ほぼ合格ですから、何が何でも体調だけは整えておいてください!!! 私は多年度生でしたので、会場で体温チェックを通過したときは、本当に涙が出そうになりました・・・。

 

各予備校または受験生支援団体が口述試験の模擬試験を実施しています。結構すぐに枠が埋まってしまうので、1~2回どこかの模試を受けておいた方が良いでしょう。また、youtubeなどで口述試験の雰囲気がよくわかる動画が上げられているので、確認しておくと良いでしょう。今年は某受験生支援団体が合格発表から口述試験前日まで、毎日模擬試験を実施するみたいですよ・・・。

(3) 実務補習:

私が経験した実務補習に関してはこちらのブログをご覧ください。

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ここでお伝えしたいのは、実務補習の受講申し込みについてです。診断協会のホームページには、「令和4年度第2次試験を受験され口述試験を受験する資格を得た方で令和5年2月実施実務補習の受講を希望される方は、1月13日(金)から実務補習の受講申込が可能です。」とあります。ということは、合格発表の翌日から受付が始まります。ちなみに、昨年の 7~9月の実務補習の申し込みは、東京地区では開始 15分で締め切りになりました。また、令和2・3年合格者は 1月6日から申し込みできるようですので、13日の段階でかなり枠が埋まっていることが想定されます。ですので、最短で中小企業診断士の登録を済ませたい方は、13日の朝に必ず申し込みを済ませたうえで、口述試験対策に臨みましょう。

(4) 実務従事:

診断士登録のためには 15ポイント必要ですが、私は実務補習で 10ポイントしか獲得できておらず、後 5ポイントどうしようかと悩んでいた時、所属する某受験生支援団体の伝手で実務従事を行う機会を得ました。詳細はお話しできませんが、海外進出を考えていらっしゃるとある中小企業の社長様からの、進出先の市場調査等の依頼でした。令和3年合格の同期約 10名と手分けして調査を行ったところ、最終報告の際、社長様から「なったばかりの中小企業診断士なので、成果はさほど期待はしていなかったが、このクォリティならお金をだしてもいい (今回は無償です)、今後も是非継続してお付き合いさせて欲しい。」とお褒めの言葉をいただきました。まだ診断士登録前のヒヨコどころかタマゴですが、凄く自信になりました。

私が経験したように、ご自身の知り合いの社長にお願いしたり伝手を利用する以外にも、実務従事には、民間が実施しているものも多数あるようです。実務補習でポイントを獲得するのが王道であり、1回 (5ポイント分)は必ず実務補習を受講しておくべきですが、実務従事をうまく活用することも診断士登録への近道になりますので、選択肢として持っておくと良いでしょう。

(5) 来年の試験準備・・・

先月も書きましたが、今年が残念な結果となってしまい、来年再チャレンジする場合は受験スタイルをどうするのか、考えておきましょう。具体的には、予備校に行くのか独学するのか、通信 (web)なのか通学なのか、ぼんやりと考えておきましょう。ちなみに、AASの講座説明はこちらです。

https://www.aas-clover.com/tokyo/setsumeikai

ご興味ある方は是非!!

(6) おわりに:

昨年の合格後のバタバタを思い出して、今回のブログを書いています。環境がガラッと変わり、がむしゃらに駆け抜けてきた令和4年ももうすぐ終わりです。本当に診断士試験に合格すると何もかも変わってしまいますよ~。是非、合格後のこともイメージしてくださいね。水曜日はむりんさんです。むりんさん、よろしくお願いいたします。

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