令和6年度第1回2次公開模試のお申込み受付中です!(開催日:4月28日・29日、お申込み締切:4月21日)詳細・お申込み

実務補習中です

皆さん、こんにちは。たかみず7と申します。今回は、皆さんが診断士試験に合格された後にやってくる『実務補習』についてお話ししたいと思いますって、本ブログ公開日が社長報告の日ですよ・・・、いやぁヘロヘロです・・・。

目次

(0) 実務補習申し込みのドタバタ

実務補習は延べ 15日間受けないといけません。令和4年は 2月5日間コース or 15日間コース、7月、8月、9月各 5日間コースで実施されました。私は 2月コースはいろいろと準備不足のため、申し込みできず、7月、8月、9月コースに申し込もうと思ったのですが・・・・・、インターネット申し込みは、申し込み開始 15分くらいで募集締め切りになってしまいました。私は当日仕事の都合で、申し込みサイトを閲覧できたのが 12時くらいだったので、申し込みできず・・・。仕事が終わってから、急いで若干名の郵送申し込みを行いましたが、結局キャンセル待ちとなってしまい、せっかく診断士試験に受かったのに、宙ぶらりんの状態になってしまい、気が気でありませんでした。

その後、7月: 定員オーバー、8月: 受講枠獲得、9月: キャンセル待ちとなり、結局 9月にキャンセル枠を獲得できて、延べ 10日間受講することができました。後 5ポイント分は実務従事にするか、来年に持ち越すか考えないといけないのですが、是非皆さんは合格後の実務補習も計画的に受講してください。

(1) 実務補習 2週間前

診断の手引きをじっくり読み込みます。こちらに記載されている内容は、2次試験で用いた知識でかなり占められています。実務補習経験者から聞いていた、「2次試験というのは実務補習で班員のレベル感を揃えておくための試験である」ということを少し実感できました。

(2) 実務補習 1週間前

指導員の先生から、簡単な診断先企業の案内と班員の自己紹介をメールで行いました。ここについては、指導員の先生によっていろいろあるようで、財務諸表もあらかじめ入手してヒアリングに向けて前日から打ち合わせする班もあれば、我々のように、1日目まで詳細情報がなく当日に臨む班もあり、指導員の先生によって千差万別のようです。今回の班員は初受講が私含めて 2名で、他の方は実務補習経験者でしたので、(指導員の先生からはなかったのですが)担当のヒアリング内容を 1日目までに考えておくようにアドバイスしていただき、助かりました。

実務補習 1日目 (金曜日、初日)

午前中に指導員の先生と班員の初顔合わせと自己紹介です。午後に社長ヒアリングがあるので、急いでヒアリング内容を詰めていきます。クライアント企業は政策金融公庫からの借り入れがあるとのことで、我々の報告を公庫の担当者も聴講したいとのこと。本当に一気に身が引き締まりました。

午後に社長ヒアリングに向かいます。職人気質の社長と事前に聞いており一抹の不安はありましたが、(診断士として未熟な) 我々の質問にも丁寧に答えていただき、班員一同、何とか社長のためになる報告をしたいという気持ちが強くなりました。少しの時間でしたが、社長のお人柄に触れ、お仕事に対する熱い想いを聞くことができ、また中小企業の大変な状況を知ることができ、私にとって非常に重要な時間となりました (結局お昼の時間はなかったなぁ・・・)。

実務補習 2日目 (土曜日)

ヒアリング内容や決算報告書をまとめながら、班員で報告書の方向性を考えていきます。

ヒアリング内容やいただいた財務諸表から、リーダーを中心に大まかな方向性と役割分担を決めていきます。何から手を付けるのが良いか等、様々な議論を行い、何とか方向性が定まったところで、2日目終了となります。

実務補習 2~3日目

日曜日から担当分野について、ネットを検索したり、いただいたデータから数値を算出したりしながら、報告書を作成していきます。2日目に議論した大まかな方向性を逸脱しないように、社長が必要な情報をわかりやすくといったことをイメージしながら作成します。この辺りは、2次試験の「与件文の活用」「設問間の一貫性」や「一次知識」に通じるものがあります。

我々の班は、水曜日にオンラインミーティングを行い、方向性の確認を行いました。追加情報もあり、また様々な議論がありましたが、最終的には方向性を再確認し、実務補習 3日目までに各自でやっておくゴールを共有しました。

実習は 5日間コースと銘打っているものの、この期間は晩はずっと PCとにらめっこです。おそらく、今後診断業務をやる際にもクライアント企業とコンタクトする以外に、調査等で時間を使うのだろうなぁというのが実感できました。班員全員の協力作業なので、1人さぼるわけにはいきません。これまでの診断士試験で勉強したことをフル活用して、自分のパートを仕上げていきます。

実務補習 3日目 (土曜日)

各班員の担当パートを発表することになります。だいたい A4で 15枚程度に収まるような内容に整えます。細かな指摘はありましたが、概ね各自の方向性に違いはなく、指導員の先生からのちゃぶ台返しもなく、何とか乗り切れそうでした。晩は最終の訂正に入ります。作成したパワーポイントの図を誤って消去してしまうトラブルはあったものの、自分なりに最終版を仕上げて 4日目に備えます。じつは私は猛烈に眠気が襲ってきたので、途中で仕上げは諦めて、朝の電車の 1時間で一気に手直ししました。

実務補習 4日目 (日曜日)

各自のパートを最終確認して、いよいよマージ作業を行いました。ここまで散々議論してきたので、内容は特に問題なく、各パートまずまず満足にできたかなと思っておりますが・・・・、仮マージを始めたのが 15時頃でしたが、終わったのは 20時頃、トラップ多過ぎです・・・(苦労している班が多いみたいです)。定時に終わるかと思いきや、甘かったです。でも、何かを作り上げる時には無理もつきもの。まだマシな方と思い込んでいます。

指導員の先生、班員協力のもと、何とか報告書をまとめることができ、協会への提出物は揃えましたので (ちょっとだけ気になる点が残っているのは秘密です)、家に帰って一息ついたら、本ブログ執筆です。これまでだと、報告書の製本作業等があったようですが、我々は PDFの提出で良くなり、各段に楽になったと思いました。いよいよ明日が実務補習最終日、社長への報告を残すのみとなりました。

実務補習 5日目 (月曜日、最終日)

なんと、本ブログ公開日です。午前に報告書の最終チェックと報告の練習をして、午後に社長報告へと向かう予定です。どうか、何事も起こりませんように・・・。

終わりに

本ブログは終わりますが (何とか穴を開けずに済んだ~)、実務補習は終わっていないところでまとめます・・・。指導員の先生や班員の皆さんと非常に中身の濃い議論ができ、ひとつの成果物を作成することができ、中小企業診断士としての一歩を踏み出せた気がします。後悔がないわけではないのですが、今は充実感の方が少し大きいです。我々の提言が少しでもクライアントのお役に少しでも立てればと祈るような気持ちです。

さて、次回は 2次試験 1か月前ということで、お約束の「悔いなく、2次試験を迎えるために」をお届けします。水曜日はむりんさんです。むりんさん、よろしくお願いいたします。

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