R02年度事例3(得点 63点)

第1問(配点20点)

(a)高度な溶接技術や研磨技術による表面品質、設計から制作、据付工事までの一貫受注体制。

(b)納期遅延が常態化している営業・製造体制、受注が設置高さ7m以内に制限される工場建屋。

第2問(配点40点)

(設問1)

(a)問題点は①顧客のやり取りや仕様変更が多く、②施工管理や最終検査等、営業以外の業務実施、③製造部との打ち合わせが多い点。

(b)対応策は①見積書と同時に2次元CADを活用し仕様や図面詳細を確定、②施工管理の外注や最終検査担当者の設置、等を実施する。

(設問2)

(a)問題点は①作業チーム間の技術力に差がある点、②工程順序や工程見積もりの標準化が未確立、③最終検査時のデザイナー修正指示。

(b)対応策は①熟練技術者によるOJTや技術研修会実施、②工程順序や工程見積書を標準化、③制作完了時にデザイナー確認を実施。

第3問(配点20点)

C社は営業部・製造部を中心とした全社一元化データベースを構築し、共有化する。具体的には、営業部の受注情報、設計部の製品仕様情報、生産計画・工程計画とともに一元管理し、作業手配・現品管理・進捗管理等の生産統制を実施できるITシステムを導入する。

第4問(配点20点)

C社は、①営業面でビル等の建築プロジェクトの際、デザイナーにモニュメントの販促活動を行い、②設計面で2次元CADを活かし、ニーズに合った図面を提供する。③生産面で高度な溶接・研磨技術や表面品質を活かし、大型製品は他社設備を利用し、受注する。

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