努力で直感力を養うべし

こんにちは。アラカン新人診断士(今年5月の官報に告示されたばかりの登録ほやほや)の「コンチョウコク」です。

5回目の投稿になります。

 

受験生の皆さん、いかがお過ごしですか。受験勉強は順調にはかどっていますか。

一次試験(8月21・22日)まで、今日(6/21)から数えてちょうど2ケ月ですね。

 

今回は、一次試験に臨む受験生の皆さんに残りの日数の勉強方法をご提案します。

 

皆さんが、この2ケ月間努力して養う能力は「直感力」です。

 

映画「燃えよドラゴン」でのブルース・リーの名言「Don’t think ! Feel (考えるな!感じろ)」をご存じの方は多いと思われます。

 

私は、この言葉は、単に「考えず、感覚で戦え」という意味ではなく、「相手の出方に応じ、頭で考えなくても、自然に体が対応できるように日々修行に励むように」という意味だと思っています。

 

一次試験の各科目の問題数と制限時間は以下の通りです。

経済学・経済政策 25問 60分
財務・会計 25問 60分
企業経営理論 40問前後 90分
運営管理 40~45問 90分
経営法務 20~25問 60分
経営情報システム 25問 60分
中小企業経営・中小企業政策 40問強 90分

各科目ともに1問解くのにかけられる時間は、概ね2分程度です。

すなわち、ほとんど考える時間はないため、設問文と回答の4~5個の選択肢を読んで直感で正解を選ぶ必要があるということです。

 

しからば、その直感力は、どうすれば養えるのか?

 

それは、相手の出方を知るため、徹底的に過去問に取り組むことです。(ただし、中小企業経営(白書)※だけは、前年度の中小企業白書や小規模企業白書から出題されるため、過去問に取り組むのはあまり意味がありません。)

 

過去問10年分程度をできるだけ早く回転させてください。

 

取り組み方は、以下の通りです。

 

1. 過去問を科目毎に制限時間内(中小企業政策(白書を除いた)は45分)で解く

1問2分程度で解く。分からない問題は飛ばす。本番に慣れるため必ず制限時間は守りましょう。

前年度から降順に年度毎1日2~3科目に取り組む。

7科目受験する人は、1週間に2年分、5週間で10年分を目標とする。

 

2. 間違った(分からなかった)問題をチェックし、間違った問題だけ解説文を読む

問題集の解説や参考書を読み、間違った理由を理解する。

ただし、あまり時間をかけて深く理解しようとしない。

 

3.10年分が一通り終わったら、チェックした問題だけ年度毎・科目毎に取り組む

制限時間は、問題数✕2分とする。

 

4.間違った(分からなかった)問題がなくなるまで、2、3を繰り返す

 

※中小企業経営(白書)は2~3社の最新問題に取り組むとともに、中小企業白書と小規模企業白書の解説書(本書は量が多くてたいへんなので)を毎日時間を決めて繰り返し読み、概要を理解する。(詳細を覚えようとはしない)

 

以上により、試験問題に対する「直感力」を養うことに努めましょう。

 

努力は必ず報われます。頑張ってください。

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