R01年度事例1(得点 68点)

第1問(配点20点)

最大の要因は、メンテナンス事業の対象主力製品が葉たばこ乾燥機であったため、健康志向の高まりや生産者の減少による葉たばこ市場の縮小により、事業継続に十分な受注量を維持できなかったこと。

第2問(配点20点)

背景にあるのは、高い参入障壁と補助金で守られてきたたばこ産業の生産業者を主要顧客とし、売上右肩上がりの古き良き時代を知る古参社員より維持されてきた、切迫感に欠け変革に対し保守的な企業風土。

第3問(配点20点)

要因は、HP 上で幅広い潜在顧客に対し「試験乾燥」を提供することにより、何を何のために乾燥させるのかを明確化したこと。これにより、自社製品のニーズを持つ様々な市場との結びつきができた。

第4問(配点20点)

要因は、①自社のコアテクノロジーを明確に位置づけ社員と共有したことで、目標達成への一体感が高まったため。②成果に応じた賞与により、衛生面が満たされモラールが高まったため。③プレゼンテーションによる新規顧客開拓の成功体験を得られたことにより、貢献意欲が高まったため。

第5問(配点20点)

最大の理由は、機能別組織を維持することにより、各部門の専門性を高めて経営改革後の組織基盤を強固にするため。具体的には、製造部・開発部による製品の開発製造の高度化、営業部による市場開拓・販売チャネル構築の強化、総務部による全社的な計数管理の実施である。

 

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