第1問(配点25点)
(設問1)
| (a)指標名 | (b)値 | |
| ①優れた指標 | 流動比率 | 283.67% |
| ②劣る指標 | 売上高総利益率 | 35.85% |
| ③劣る指標 | 有形固定資産回転率 | 1.85回 |
(設問2)
職人の伝統技術を使った拘りの高価格仏壇や全国の小売店・展示販売等で他社と差別化をしている分、売上原価・有形固定資産が高いことから、収益性や効率性が悪い。
第2問(配点30点)
(設問1)
| ①製品X販売数量 | 480基 |
| ②製品Y販売数量 | 720基 |
| ③損益分岐点売上高 | 691,200,000円 |
計算過程
製品X・Yは数量ベースで2:3で販売されたので、
製品X・Yの販売数量を2t(基)・3t(基)とすると、
限界利益は、2t×(600-230)+3t×(560-140)=2,000t(千円)
損益分岐点においては、(限界利益)=(固定費)となるので、2,000t=45,000+35,000+400,000⇔t=240
つまり①は480基、②は720基で、損益分岐点売上高は、
600×480+560×720=691,200(千円)
(設問2)
| 製品Y販売数量 | 947基 |
計算過程
次年度における製品X・Yの1基当たりの変動費は、
X:230×(1+5%)=241.5(千円)
Y:140×(1+5%)=147(千円)
共通固定費は、400,000×(1+10%)=440,000(千円)
よって、製品Yの販売数量をy(基)として、目標利益額50,000千円を達成するには、
(600-241.5)×500+(560-147)×y-(45,000+35,000+440,000)≧50,000
つまり、y≧946.125・・・
よって、求める販売数量は947基
(設問3)
| ①製品X販売数量 | 500基 |
| ②製品Y販売数量 | 1,500基 |
| ③総利益額 | 408,750,000円 |
計算過程
製品XとYの販売数量をそれぞれx(基)、y(基)としたときの総利益額は、
(600-241.5)x+(650-147)y-(45,000+40,000+440,000)=358.5x+503y-525,000(千円)・・・①
製品XとYの販売数量の比率と直接作業時間の制限により、
x/(x+y)≧0.25⇔3x≧y・・・②
0.5x+0.3y≦700⇔5x+3y≦7,000・・・③
②・③の下、①の利益額を最大にする線形計画問題を解くと、(x,y)=(500,1,500)となる。
よって、求める総利益額は、
358.5×500+503×1,500-525,000=408,750(千円)
第3問(配点25点)
(設問1)設備Z売却キャッシュフロー
| 売却CF | 4,200,000円 |
計算過程
(売却のCF)=(売却額)×(1-税率)=6,000×(1-30%)=4,200(千円)
(設問2)各年末キャッシュフロー
| 1年末 | 10,620,000円 |
| 2年末 | 19,620,000円 |
| 3年末 | 19,620,000円 |
| 4年末 | 32,820,000円 |
計算過程
新製品の製造・販売について、300×(300-120)-30,000=24,000(千円)
減価償却費は、60,000÷4=15,000(千円)
倉庫の貸出の終了による機会損失は毎期2,400(千円)
つまり、運転資本・設備売却以外のCFについては、毎期
(24,000-15,000-2,400)×(1-30%)+15,000=19,620(千円)のCFが生じる。
1年目に関しては運転資本の増加額の分△9,000(千円)のCFが生じる。
4年目に関しては運転資本の取り崩し分及び設問1で求めた設備の売却によるCF
9,000+4,200=13,200(千円)が生じる。
よって、
1年目CF: 10,620,000円
2年目CF: 19,620,000円
3年目CF: 19,620,000円
4年目CF: 32,820,000円
(設問3)正味現在価値・採否
| 正味現在価値 | 13,868,220円 |
| 採否 | する |
計算過程
(正味現在価値)=-(初期投資額)+0.962×(1年目のCF)+0.925×(2年目のCF)+0.889×(3年目のCF)+0.855×(4年目のCF)
=-60,000+0.962×10,620+0.925×19,620+0.889×19,620+0.855×32,820
=13,868.22(千円)
よって、NPVが正となっているので、投資案は実行すべきと言える。
第4問(配点20点)
(設問1)
資金調達は長期借入金で調達すべき。理由は、D社は負債比率が低く、安全性が高い為、株式発行の調達で柔軟な経営が損なわれるリスクをとるより、借入での調達が妥当な為。
(設問2)
為替変動リスクがある為、現地通貨売りの為替予約やプットオプションの購入で、円高時の為替差損のリスクを回避するべきである。









