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1年間を振り返って~診断士として歩んだ道とこれからの皆さんへ【けやき⑬】

皆さん、こんにちは。

「5年連続第2次試験を受けて、ようやく合格した50代サラリーマン」のけやきです。

今回が、このブログの最終回となります。

1年間、お付き合いいただき、本当にありがとうございました。

最終回となる今回は、中小企業診断士に合格してからのこの1年間の活動を振り返り、診断士という資格の魅力について、率直にお伝えしたいと思います。試験勉強中の皆さんや、これから診断士として歩み始める皆さんの、少しでも励みになれば幸いです。

目次

この1年間の活動を振り返って

合格してからの1年間、診断士としての活動に積極的に取り組んできました。その歩みをご紹介します。

中小企業への経営診断・助言:計4社

この1年間で、計4社の中小企業への経営診断・助言を行いました。内訳は、実務補習で2社、実務従事で1社、中小企業診断士協会の研究会を通じて1社です。

4社いずれにおいても、経営者と直接向き合い、実践的な支援を行うことができたと思っています。最初の1社目は、「本当に役に立てるのだろうか」という不安を抱えながらの診断でしたが、経営者の方が真剣に耳を傾けてくださり、「こんな視点は考えたことがなかった」とおっしゃっていただいた瞬間の喜びは、今でも忘れられません。

診断士になって初めてわかったのですが、経営者の方というのは、意外と「外の目線」に飢えているものだと感じました。社内では言えない悩みや課題を、第三者である診断士には打ち明けてくださることがあり、そのような信頼関係を築けたことが、大変よい経験になりました。

中小企業診断士協会の研究会:4つに参加

中小企業診断士協会の研究会には、4つの会に参加しました。毎月1回、平日か休日の夜に開催されるので、基本的に参加するようにしていました。現地での対面参加のほか、オンラインでの参加も活用していました。

私はシステムに強みがある診断士を目指しているので、DXなどを扱うIT系の研究会2つと、全般的な経営コンサル系の研究会2つの、合計4つに参加しています。

この組み合わせが、思った以上に効果的でした。IT系の研究会で学んだスキルを、経営コンサル系の研究会で実践するという相乗効果が生まれ、「あ、これはあの研究会で学んだことが使える!」と気づく場面が何度もありました。自分の専門性を軸にしつつ、幅広い視野を持てたことは、診断士としての大きな財産になったと思います。

理論政策更新研修:1回受講

中小企業診断士の更新登録要件である理論政策更新研修に、1回参加しました。オンラインで受講し、最新の中小企業政策の内容や、中小企業のイノベーション活動支援について学びました。

診断士の資格は、取得して終わりではなく、継続的に学び続けることが求められます。更新研修で最新の政策動向や支援メニューを学ぶことで、企業へのアドバイスの質が高まると実感しています。「学び続ける姿勢」こそが、診断士としての価値を高める鍵だと思います。

中小企業診断士協会の総務部でのお手伝い

中小企業診断士協会では、総務部に入り、協会運営のお手伝いもしています。縁の下の力持ち的な役割ですが、協会の活動を内側から支えることで、診断士コミュニティへの貢献ができているという充実感があります。また、協会の運営に携わることで、他の部署や研究会の動きも把握しやすくなり、情報収集の面でも大変役立っています。

この1年で得た最大の財産:200枚以上の名刺が物語るもの

これらの活動を通じて、診断士としての知識やスキルを磨いただけでなく、多くのつながりをもつことができました。これが、この1年間で得た最大の財産だと思っています。

この1年間で頂いた名刺の数だけでも、200枚以上にのぼります。お会いした方は、自営業の診断士の方はもちろん、会社勤めをされている企業内診断士の方もいます。業種も実に様々で、製造業、サービス業、金融、ITのほか、弁護士など他の士業の方まで、幅広い分野の経験豊富な方々と、新たなつながりが生まれました。

新たにお会いする度に新たな発見があり、自分の視野が確実に広がっていることを実感しています。

新たな視点・価値観との出会いは、私のキャリアにとって、今後の可能性をさらに広げてくれると信じています。「アラフィフから新たなネットワークを築くのは難しい」などと思っていた自分が、少し恥ずかしくなるくらい、診断士の世界は懐が深いと感じています(笑)。

診断士という資格の本当の魅力

1年間の活動を通じて、改めて感じた診断士という資格の魅力を、正直にお伝えしたいと思います。

診断士には、実に様々な活躍の場があります。独立して経営コンサルタントとして活動する方、企業内で社内改革を推進する方、執筆や講演で活躍する方、行政や支援機関で中小企業を支援する方……。その選択肢の幅広さは、他の資格とは一線を画していると思います。

私が特に感じるのは、「診断士は、人と社会をつなぐ資格だ」ということです。中小企業の経営者と向き合い、その会社の課題を共に考え、前進するお手伝いをする。そのプロセスは、単なる「コンサルティング」を超えた、人としての深い関わりです。経営者の方の表情が、診断の前後で変わる瞬間を見られたとき、この資格を取得してよかったと、心の底から思いました。

5年以上かけてようやく取得した資格ですが、取得した後の世界は、想像以上に豊かでした。勉強中は「合格すること」がゴールのように感じていましたが、合格はスタートに過ぎませんでした。この1年間で、そのことを強く実感しています。

これから受験される皆さんへ

診断士になったら、ぜひ積極的に活動することをお勧めします。

研究会に参加する、実務従事に挑戦する、協会の活動に携わる……。最初は「自分なんかがやって大丈夫か」という不安もあると思います。私自身、アラフィフで飛び込んだとき、正直そう思っていました。しかし、診断士の世界は、年齢や経験を問わず、積極的に動く人を温かく受け入れてくれる場所だと感じています。

受験勉強中は苦しいこともあると思いますが、その先には本当に豊かな世界が待っています。知識を磨き、人とつながり、社会に貢献できる。診断士という資格は、それだけの力を持っています。どうか諦めずに、最後まで自分を信じて頑張ってください。

おわりに~1年間、ありがとうございました

全13回にわたってお届けしてきた「けやき」のブログも、今回が最終回となります。

第1回の「5年間の挑戦」から始まり、年齢と合格率の話、勉強法、本番当日の心構え、実務補習の実際、中小企業診断士協会の活動……。自分の経験を振り返りながら書いてきたこのブログが、受験勉強に取り組まれている皆さんの、少しでも参考になっていれば、これ以上うれしいことはありません。

1年間、読んでいただき、本当にありがとうございました。

皆さんの合格と、診断士としての今後のご活躍を、心より応援しています!

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