このブログはストレートで合格する様な優秀な方には全く参考にならないと思います。スコアが伸びない、時間がなくて勉強できない等、暗中模索している方に向けて私自身の体験談を綴っていきます。
もがいているあなたの気持ち、良くわかりますよ!
受験生の皆さん日々の受験勉強お疲れ様です。このブログの公開が12月29日(月)。二次試験受験組の皆さんはそろそろ日々緊張感が増してきた頃ではないでしょうか。私も二次試験を受験した年末年始は不安一杯で何をするにも常に合格発表の事が気になっておりました。私が知りうる限り合格された方皆さん「ダメだと思っていた」と仰られてましたので全員同じだと思います。気にしても仕方ないと割り切れるものでもないと思いますが、どうか年末年始は穏やかにお過ごしください。
ただし、一次試験組は穏やかに過ごす必要はありません。私は大晦日も元旦も勉強してました。私自身は何かを理由に勉強を休むと、休む理由をどんどん作ってしまう弱さを自覚してましたので、体調不良以外は言い訳にせず「どんな日でも一問だけでも解く。解けないはずがない」と言い聞かせてました。それぞれの考え方はあると思いますが、一次試験とて難関試験なので必死で頑張っていただきたいと思います。
合格発表の日
2025年の二次試験筆記の合格発表は1月14日(水)でした。私は会社員なので出勤日だったのですが、当日は出勤できる精神状態ではなくテレワークをしておりました。と、いっても仕事は手に付かず何も出来ない、軽い鬱状態になっていた気がします。眠った方がマシなのでないかと思いベッドで横になってましたが、眠る事も出来ず起床してから3時間程仕事もせずに何できない時間を過ごしていました。本来業務時間内なのであってはならないのですが何もできない状態でした。本当に自分は弱い人間なのだと常々感じさせられます。
結果として筆記試験は合格しておりましたが、合格発表の時間にスマホで検索して自分の番号があった際は手が震えていたのを今でもはっきり覚えてます。とりあえず嫁と両親にはすぐに連絡をしました。父親は一級建築士の資格を持ってますが中小企業診断士は不合格だった為とても喜んでおり、何よりの親孝行が出来ました。その後AASはじめお世話になった方にご連絡をさせていただきました。
口述試験の失敗
口述試験は2025年1月25日(日)。約十日間の準備期間がありました。AASからは予想問題が送られてきましたが、筆記試験の与件問題が記憶から抜けていたため毎日一事例ずつ読むようにし、二周しました。二周したところでAASの予想問題や模範解答も読み、ある程度イメージ出来て当日を迎えました。結果として準備としてはそれで十分だと思います。
口述試験の1時間前には会場に到着し、そわそわしながらスマホで事例を眺めてましたが、緊張もありほとんど頭に入っていませんでした。私は15時台の開始だった為、SNSで当日の試験の様子を情報を収集しどのような事を聞かれたかシミュレーションもしてました。99%が合格するとされてますが、いざ試験会場に入ると、1%に入ったら大変だというプレッシャーに襲われました。
それでも仕事では「大企業の社長や役員に直接プレゼンする機会も何度もあった事」「大口の取引先との折衝も一人でやってきた事」「高校・大学と部活動の主将で人前で話す事には慣れている事」等自分を鼓舞して落ち着くように言い聞かせていました。
いざ試験が始まると、AASの予想問題通りの質問が投げかけられ、頭の中では「ありがとうAAS!これで合格しました」と勝利を確信し、暗記した通りに解答したところ、試験官から全く予想していなかった反応が返ってきました。

本当にそうでしょうか?リソースが足りないのではないでしょうか?
試験官二名はお互いの顔を見合わせて首をかしげていました。質問はもう覚えておりません。頭が真っ白になり視界が狭くなっていった事だけは今でもはっきり覚えています。その瞬間頭をよぎったのは「AASの予想通り回答したのになぜだ!」でした。これは大きな失敗でした。診断士と予想していない解答が返ってきた際にパニックになってしまいました。ちゃんと心を落ち着かせて「そのような考え方もあると思います」と一言添えれば良かったのでしょうが、慌てて何かを返したのだと思います。何も覚えていません。
結果は合格。無事口述試験を突破することが出来ました。昨年は1名のみ不合格だったそうで当日会場に来れなかった方なのかもしれません。ほぼ全員合格です。合格後に聞くと同じように試験官に首を傾げられた受験生は何人もいたようです。口述試験の次の月曜日は本当に体が重たくて仕事に行くのが憂鬱でした。一次試験や二次の筆記でも全く疲れ知らずでしたが口述試験は何故だか本当に疲れました。
診断士になり協会のイベントで口述試験の試験官の方とご挨拶する機会があり、当日のお話をさせていただき、こっそり試験官の意図を教えてくださいました。



口述試験は落とすつもりはありません。適性があるかを見ています。あまりにもテンプレの解答の場合は穴をついて適切なリアクションが取れるかを判断しています。試験に合格したという事は診断士として適性があったと判断されたのだと思います。
色んな試験官がいます。予想通りの解答をしてきた事で準備を評価し、合格認定される方もいます。私が担当してくださった試験官は例外的な状況に置かれた際の行動を見ておられたようです。当たり前ですが試験官は受験生より一枚上手です。完璧に答えようなどと力を入れずに、穴を付かれたら「持ち帰ってしっかりと検討させて頂きます」と答えればそれで良いのです。自分の言葉で自分の考えで解答してください。私はやっと診断士になれるという想いで力が入りすぎていたのだと思います。
2026年は最後の口述試験だと聞いています。不要だという声も多いと思いますが、私は良い経験をさせていただきました。中小企業の経営者様との面談時もこの緊張感を忘れずに準備をし、例外的な局面でも一呼吸おいて適切な解答が出来るように心がけています。筆記試験合格発表まであと二週間ほどですが、突破された方は口述試験も楽しんでください。





