こんにちは、おくとです。
今回で9回目の投稿となります。
突然ですが、一次試験の勉強で皆さんこんな悩みを抱えていませんか?
・覚えてもすぐに忘れてしまう
・暗記項目が膨大で何から手をつけていいか分からない
・法改正や統計の更新に追いつけない
中小企業診断士試験の暗記科目(経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策)は、正しい方法で取り組めば確実に得点できる「宝の山」です。この記事では、私が独学・ストレート合格で実践した記憶定着率を最大化する方法をお伝えします。
暗記科目攻略の3原則
- 原則1:記憶の科学を理解する
エビングハウスの忘却曲線によれば、人は学習後わずか1日で約74%を忘れます。しかし、最適なタイミングで復習すれば記憶は定着します。
復習スケジュール
• 学習当日(夜):思い出す練習
• 1日後:難しかった箇所を確認
• 3日後:過去問で該当論点を解く
• 1週間後:該当範囲を高速見直し
• 1ヶ月後:再度過去問でテスト
これは一例ですが、このようなサイクルを守るだけで、記憶定着率は劇的に向上します。
- 原則2:科目特性に応じた記憶術を使う
3科目は性質が異なるため、同じ方法では非効率です。
◯経営法務:構造理解型
• 条文を丸暗記するのではなく「なぜその法律があるのか」を理解
• 具体的事例に当てはめて記憶
• 類似制度は比較表で整理
◯経営情報システム:イメージ化・語呂合わせ型
• IT用語は図解・イメージで記憶
• 略語は正式名称とセットで覚える
• 語呂合わせ
• システム開発手法などは流れで整理
◯中小企業経営・政策:トレンド把握・類型化型
• 統計数値は単独でなく「推移」で記憶
• 数値をストーリー・イメージ化
• 制度を目的別に分類
• 実施主体で整理
- 原則3:ツールで可視化・システム化
◯ツール1:重要暗記項目チェックリスト
科目ごとに優先度の高い項目を一覧化します。
〈経営法務〉
株式会社の機関設計、特許権、著作権など
〈経営情報システム〉
ファイル・データ分析、システム構成技術、セキュリティなど
〈中小企業経営政策〉
中小企業の動向、中小企業関連の法律、共済・融資制度など
◯ツール2:IT用語暗記カード作成法
経営情報システムなどは特に「カタカナ用語・略語」が多いため、暗記カードが効果的です。
◯ツール3:法改正・技術進化トラッキング
暗記科目の落とし穴は、古い情報で覚えてしまうことです。
中小企業白書・小規模企業白書、ニュース、診断士系の発信者などで情報収集を欠かさないようにしましょう。
そして、試験1週間前は、新規インプットより既存記憶の再活性化を優先します。
まとめ:今日からできること
暗記科目攻略の核心は「丸暗記の量」ではなく「復習の質」と「科目特性に応じた暗記」です。
この記事では暗記の「技術」を解説しました。
私のYouTubeチャンネルでは、各科目の詳細な攻略法を語っています。
https://youtube.com/channel/UC2DVVfq-6H3O3qTUBy-gpoQ?si=8sJIQsSWfsWNi1Q_
皆さんの合格を心から応援しています!




