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【けーたろー】第8回:再現答案と模範解答の横並び分析

みなさん、こんにちは!

けーたろーです。

中小企業診断士2次試験お疲れさまでした!

手応えはいかがでしょうか?

診断士2次試験は絶対評価のように見せた相対評価ですので、自分ができたと思っても他の受験者の出来によって、合格可能性は変わりますね。

よって、年明けまで結果がはっきりしないということになり、そして来年が自分にとって診断士に向かって準備を進める年になるのか、はたまた再度受験勉強に明け暮れる年になるのかがよく見えないまま新年のスタートを切らなくてはいけないのは、モヤモヤしますよね。私はモヤモヤ解消のためにこの時期はひたすら自分の再現答案の自己採点にいそしんでいました。

というわけで、今回は「再現答案の作成」「各受験予備校の解答速報の活用」についてです。

私は2次試験の再現答案は記憶が薄れる前に、また各受験予備校の解答速報動画を見る前、基本的に試験の翌日、翌々日には作成をしていました。

3日もすれば試験当日の記憶は薄れますし、予備校の解答速報を見てしまうとそうした情報が邪魔をして、自分の解答がどうだったか素直に再現できないためです。

ただ、まだ作成されていない方も間に合います。

今から当日の与件文と設問文、ご自分のメモを確認して、再現答案を作成してみてください。この再現答案は、(もし来年も再度チャレンジとなった場合には)、自分の取り組みのどこに改善余地があるのかを示してくれる貴重な資料となります。そしてそれは予備校の模擬試験ではない、真剣勝負の中で得られた情報ですので、来年の試験に向けてとても重要な情報になります。ですので、まだ再現答案を作成されていない方は是非作成してください。

次に、各受験予備校の解答速報や模範解答の確認です。

各予備校が試験直後から数か月後には解説動画や模範解答を発表されます。

それらの情報を入手し、ご自身の考えのどこが一致していて、どこが一致していないかを確認し、なぜそうなってしまったかの分析をしてみてください。

私は5つの予備校の模範解答を入手して、EXCELにまとめていました。

具体的には一番左の列に設問番号、次に自分の解答を再現答案からコピーし、そこから5列を使って5つの受験予備校の解答を、設問ごとに横並びにして比較できる形にして記載していました。

そうすると各校共通で解答要素に入れている項目もあれば、一つの予備校だけが主張していて、他の予備校では言及さえされていない項目なども出てきます。

これらを分析して、最も正しそうな解答要素を見極めていき、また求められていたであろう論理構造も把握をしていき、自分が各設問で何点取れていそうかを分析していました。

こうした分析を通して、各事例で自分がどこで理解を間違えて失点したのかを把握していき、来年の試験に向けた改善ポイントを洗い出していました。

R06年度は自分の得点を保守的に見ていたので「この解答が上手くはまった場合には得点の上積みが期待でき、そうなれば60点は行けるかもしれないな」というような予想を立てることができました。

結果、R06試験で合格できたわけですが、この時、自分の再現答案と、5つの受験予備校の解答要素を十分に比較分析していたことで、その後の口述試験の面接の準備においても、「この事例の(正しそうな解答を含めて)ストーリーはこうだから、こういう質問が来そうだな」などの予測作業にスムーズに移れ、面接試験対策も大きな苦労はなかったように思います。

再現答案の作成がまだの方は今すぐ始めましょう!

そして各受験校の模範解答の横並び分析は、(試験の結果に関わらず)来年2026年のご自身の成長のためにも実施されることをおススメします!

今回のブログは以上となります。

また次回お会いしましょう!

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