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【カズ】第8回・最終回 診断士としてスタートした1年の振り返り

こんにちは、カズです。

この1年間、月に1回ほどブログを書かせていただきましたが、今回がその最終回になります。
診断士としての1年目は、まさに手探りの連続でした。その過程を振り返りながら、今回は「診断士1年目とはどんな一年だったのか」、そしてこれから1年目を迎える方にとって、少しでも参考になりそうなことを整理してみたいと思います。

診断士1年目でやったこと

合格後の1年目は、「明確な戦略を立てて一気に動いた」というよりも、目の前のご縁や機会に背中を押されながら、一つずつ経験を重ねていった一年でした。

この1年で取り組んだことを挙げると、主に次のようなものです。

  • 2〜3月に実務補習15日間コースへ参加
  • 実務補習終了後に登録手続き、5月に中小企業診断士として登録
  • 個人事業主として開業届を提出(当面は本業を軸に副業で活動)
  • 実務補習の指導員のご縁もあり、東京城南支部に入会
  • 診断士としての名刺を作成
  • 新入会員向けイベントに参加
  • 城南支部のエキスパートコースを受講
  • AASブログ執筆
  • 受験生支援団体(ココスタ)の運営に参画し、勉強会やセミナーを実施

城南支部への入会も、強い目的意識があったというよりは、実務補習の流れがきっかけでした。ただ、決して安くはない入会金を支払った以上、「何もせずに終わらせるのはもったいない」と思い、自分なりに動いてみました。

振り返ると、この1年は「成果を出す年」というより、「診断士という世界を肌で感じる年」だったように思います。

1年目で感じた変化

1年目で一番大きかったのは、「自分の世界が少し広がった」と感じられたことです。

協会や研究会の場では、本業では出会わない人たちと話す機会がありました。独立診断士、企業内診断士、士業、金融機関出身者、メーカーやIT出身の方など、本当に多様です。同じ資格を持っていても、キャリアも働き方も価値観も大きく違います。

話を聞くだけでも、「そんな道もあるのか」と視界が開けました。本業とは別の思考に触れることで、自分の考え方の幅も少し広がったように感じています。

一方で、現実も見えました。

副業として活動を始めてみたものの、収入面ではまだ大きな成果は出ていません。資格を取れば自然に仕事が増える、という単純な構造ではないことは、すぐに分かりました。

また、独立して診断士一本で活動されている方々の話を聞く中で、その選択には相応の覚悟が伴うことも感じました。収入の波、営業の不安、自己研鑽の継続。自由度が高い分、リスクも決して小さくありません。

世界は確かに広がりました。ただそれは、「資格を取れば何かが起きる世界」ではなく、「自分がどう動くかで景色が変わる世界」なのだと、少しずつ理解してきたところです。

1年目でやってよかったこと、やっておけばよかったこと

振り返ると、やってよかったこともあれば、もう少し工夫できたかもしれないと思うこともあります。

■ やってよかったこと

① 実務補習で「人」に出会えたこと

実務補習では、班のメンバーや指導員の方々との出会いが大きな財産となりました。特に、ランチや懇親の場でさまざまな話を聞けたことは、テキスト以上の学びでした。診断士として長く活動している方の思考に触れられたことは、大きな収穫です。

② エキスパートコースを受講したこと

研究会への参加も選択肢にありましたが、1年目は城南支部が開催しているエキスパートコースを優先しました。テーマが明確で、実務に直結しやすいと考えたからです。結果として、「自分は何を武器にするのか」を意識するきっかけになりました。

③ 開業届を出し、副業として動き始めたこと

大きな成果は出ていませんが、「いつかやる」から「もう始めている」に変わったことは、自分にとって意味のある一歩でした。

■ やっておけばよかったこと

① 研究会をいくつか覗いてみること

エキスパートコースを優先した結果、研究会には参加しませんでした。2〜3つでも参加していれば、より具体的な活動のイメージが持てたかもしれません。

② 時間の使い方を、もう少し意識すること

1年目は目の前の機会に反応することで精一杯でした。それも悪くありませんが、「この時間は何につながるのか」と考える余白は、もう少しあってもよかったと思います。

診断士2年目に向けて

1年目は、広く経験し、少しずつ輪郭をつかむ一年でした。
2年目は、その中から自分なりの軸を、もう少しはっきりさせていきたいと考えています。

具体的には、これまで参加できなかった研究会にもいくつか顔を出し、より継続的な学びの場を持ちたいと思っています。また、エキスパートコースで得た知識を実務の中で試しながら、自分の専門性を少しずつ磨いていきたいとも考えています。

1年目で大きな成果が出せたわけではありません。それでも、「続けていきたい」と思える世界に出会えたことは確かです。まだ試行錯誤の途中ですが、2年目もまた、小さく挑戦を重ねていきたいと思います。

これから診断士1年目を迎える方へ

1年目は、思っている以上に出会いと機会にあふれています。実際に足を運んでみないと分からないことがたくさんあります。私自身、場に出ることで世界が広がりました。行動しなければ、見えなかった景色が確かにあります。

一方で、動けば動くほど、時間はあっという間に埋まっていきます。本業や家庭とのバランスもありますし、すべてを選ぶことはできません。だからこそ、「なぜそれをやるのか」「自分はどこに向かいたいのか」と、ときどき立ち止まって考える時間も大切だと思います。

焦らず、ただし止まらず。自分なりの1年目を歩んでみてください。

おすすめ書籍紹介
『人生の経営戦略(山口周)』
本書は、人生そのものを一つの事業と捉え、「自分という経営資源をどう配分するか」を考えさせてくれる一冊です。短期的な成果ではなく、長期的にどの領域に時間とエネルギーを投資するのか。その視点は、診断士活動にも重なります。目の前の機会に反応するだけでなく、ときどき立ち止まり、自分の人生の戦略を見直す。そのヒントを与えてくれる一冊だと思います。

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