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【たか50-50】第3回:まさかの?やっぱり?2次試験不合格。私の敗因分析とリベンジ対策

こんにちは。R6年合格のたか50-50です。
中小企業診断士の2次試験、合格の壁は本当に高いですよね。私はR5年度の試験で悔しい不合格を経験しました。しかし、そこで諦めるわけにはいきません。今回は、私がなぜ不合格になったのかを振り返り、R6年の試験でリベンジを果たすためにどう取り組んだのか、についてお話ししたいと思います!

目次

私の受験遍歴

  • 受験歴 : 1次2回、2次2回
  • 勉強時間: 1次400時間、2次400+400時間
  • 試験結果: R5(54/53/52/61/合計221)、R6(62/58/61/83/合計264)
  • 予備知識/資格等: なし。特に財務会計・事例Ⅳは文字通りゼロからのスタートで、想像以上に苦労しました。。

R5年度 なぜ不合格だったのか? 自己分析で浮かび上がった9つの敗因

改めて、試験結果はR5(54/53/52/61/合計221)。合格できないにしてももう少し惜しいところまで行けるかと(勝手に)考えていましたが、そう甘くはなかったです、、

試験結果から

  • 得点を取るためのキーワード抽出力・活用力不足。経営資源の活用など漏れ。
  • 助言としての説得力、専門性が不足。用語の使い方が素人。
  • 社長サポートの姿勢が足りない、客観的でドライな分析屋になっている
  • 題意の真意の把握不足。表面的に国語問題解答をしている
  • 事例4でのスピード不足

与件文から網羅的にキーワードを抽出し、それを答案に活用する力が不足していました。特に経営資源の活用に関連する重要キーワードを見落とし、あるいは活かしきれていませんでした。

勉強法の面
(R4年1次で5科目合格しておりR5年2次試験へ向け1年3か月の時間あり)

  • 最初の半年ほどをわけもわからず過去問を掘り進めてしまった
  • 勉強会等への参加を真剣に考えなかった
  • 出費を惜しみ予備校(による効率的ノウハウ取得)を真剣に考えなかった
  • 合格答案と自分の答案の差を丹念に見比べる丁寧な復習が不足していた

1年3か月あった準備期間を有効に活かせませんでした。全体的には情報不足、経験不足、自己認識不良が敗因と思っています。

R6年リベンジへ向け変えたこと

1月に不合格を突き付けられた直後はがっかりしましたが、すぐに実力不足を悟りリベンジを志しました。幸いもう1回チャンスがありました。7科目受験が有利と考え一部科目合格を目指す保険受験は見送りました。

前年の反省から志向したのは以下です。

  1. 事例全体像の把握から助言を意識する。国語問題ではない。診断報告書の作成
  2. 設問構成を考える。(SWOT、事業ドメイン、レイヤー)
  3. 一般化/抽象化キーワードでまとめ与件キーワードで補強。専門家的に表現する
  4. 説得力を持たせるため、因果の論理性と与件文からの具体性を持たせる
  5. 繰り返し訓練でスピードアップ。手順と思考プロセスを固める

実践にあたり、やはり添削指導が必要と考え添削回数を基準に予備校通信講座を探して入会しました。予備校には添削指導以外にも下記のメリットがありました。合格までの時間を短くするための投資対効果としてはよかったと思います。

  • 10か月の長丁場のペースメイキング
  • 企業診断を意識した解法の習得
  • 与件文、設問文の国語的解釈法の習得
  • 事例Ⅳ対応力の強化
  • 白書概要の効率的習得(直前期)

R6年度の学習ロードマップ:添削講座・模試・勉強会を徹底活用

  • 第1期(2月~4月): 知識のおさらいと解法習得。GW模試で中間チェック
  • 第2期(5月~7月): 過去問学習、事例Ⅳの地道な強化。勉強会参加で視野が狭まっていないか確認。お盆前の模試で他流試合を経験
  • 第3期(8月):    解法固め、解答型の見直し(軸がぶれてややスランプに陥る・・)
  • 第4期(9月~10月): 過去問2周目。ふぞろい寄せ(解法論理重視から得点のでる答案へ自己流模索)。白書や100字訓練で知識補充。

守破離の流れを意識しました。

模試経験

  • GW時期:L社(結果:◎)、A社(結果:〇)
  • 盆前時期:M社(結果:△)
  • 直前期 :A社(結果:◎)

模試受験に対しては肯定意見/否定意見がありますが、わたしは初見問題への対応と1日4科目に耐えうる集中力養成を目的に積極的に受験しました。結果は比較的順調でしたが解答解説を読むと拾い切れていない解答要素がいくつもあり、よい課題確認の機会となりました。

勉強会

ココスタに参加。ココスタは受験生が主体となって互いの答案をコメントし合う形式で、想像以上に多くの気づきを得られました。それだけでなく、セミナーによる情報収集や100字訓練もあり有益でした。1年目初期からもっと活用していれば結果が違ったかもしれません。

事例4を味方に

財務会計・事例4は診断士試験で初めて勉強した分野です。苦手とされる方も多いと思いますが、これを味方にすることが2次試験合格への近道です。少なくとも60点確保で他科目の足を引っ張らないようにし、できれば70点以上が取れると他科目の失点をカバーでき試験結果が安定します。わたしは1年目は30日完成と過去問3周で経営分析の型に慣れ、なんとか61点確保できました。2年目はさらにCVPとNPV計算に習熟し83点でマージン確保できました。パターンは概ね決まっており、日々の鍛錬が成果に結びつきやすいです。経営を語る言語のひとつとして、合格後も見据えると逃げずに正面から向かうしかないと思います。

まとめ:2次試験合格の鍵は”試験の理解”にあり!

中小企業診断士2次試験の合否を分けるのは、まさに『試験そのものの理解』に尽きる、と私は考えています。与件文や設問文の意図を正確に読み解き、求められる知識を適切に活用し、それを論理的かつ説得力のある形で記述表現できるかどうかが、すべてなのです。

それをいかに効率的に行うか、本番で実力発揮できるか、で合格までの時間が変わってきます。その意味ではまずは「試験の理解」のため、特に初期は情報収集・自分流の確立に力を入れてもよいと思います。世の中には様々な勉強法や情報が溢れていますが、大切なのは、その中から『自分に合ったもの』を見極め、それを徹底的に深掘りしていくことと思います。皆様の健闘を祈ります!

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