製造業の実務経験がある人は事例Ⅲに気をつけろ!!

受験生の皆様、こんにちは。
夏の実務補習の申し込みをするため、申し込み開始日の午前に有休を取ったけーちゃんです!!
開始後わずか40分程度で、インターネット申込による定員上限に達したみたいです。
冗談抜きで、午前休を取って良かったです。

実務補習の申込を無事に完了することがもしかしたら三次試験かも知れません。。。
皆さんも、どうすれば申込完了できるか、事前に戦略を立ててみて下さいね^^
(二次試験の受験番号を入力する必要があるので、手元に控えておきましょう)

さて、今回のテーマは「製造業の実務経験がある人は事例Ⅲに気をつけろ!!」です。
少し誇張・限定したテーマにしましたが、製造業に限らず過去の経験で問題に取り組んでしまう方に対するメッセージになります。
「自分の実務経験や一般知識で解答するのは非常に危険だ」
これは、事例Ⅲに限らず二次試験全てに言えることではありますが、こと事例Ⅲについては特に注意すべきことだと痛感しました。

その理由と、事例Ⅲを解くに当たって気をつけることについてご説明します。
是非ご参考ください。

事例Ⅲは実務経験の知識で解きがちである

私は前職で、生産管理に関するシステム導入を経験していたこともあり、事例Ⅲを解く際にも各工程で何をやっているかイメージし易く、
中小企業で起こりうる生産管理上の問題点などを何となく把握することができました。
それ故事例ⅠやⅡと比べて非常に楽しく、高いモチベーションを持って事例Ⅲに取り組むことが出来ていました。
実際に、6回の受験の中で1回目、2回目については評価Aを取っていたため、事例Ⅲは私に取っての得点源なんだ!!
・・・そう自負していた時期がありました。

ところが3回目から合格前の5回目までの事例Ⅲの評価は「D→C→C」と評価Aを一度も取れ無いどころか完全なスランプ状態になってしまいました
「何故なんだ!?何故得点源のはずの事例Ⅲがボトルネックになってしまったんだ!?」

理由も分からないまま年月が流れていき、いつしか事例Ⅲを解くことが苦痛になるという悪循環に陥ってしまいました。

試験に合格した6年目にして漸く理由として見えてきたのは、
「実務経験の知識を基に解答しており与件文や題意に沿っていない」からだと考えました。
自分ではそんなはずは無いと思っていても、潜在的に自分がこれまで経験してきた生産管理上の改善の「型」に当てはめようとしてしまっていたのだと思います。

例えば、製造部門で生じている問題点とその対応策について、
「チーム間の技術力の差」が問題であり、「OJT、多能工化」して対応する、というのが模範解答だとした時に、
私の場合、「製造部門で生じているのは生産計画がうまくいっていないのが往々にしてあるよね。ほら与件文にも書いてあるしここが問題だ!!対応策も計画更新の頻度を高める、だよね」
といった形で、あまり深く与件文と設問文の関連性を考えることなく、誤った仮説を立ててしまい大ミスをやらかしてしまうというのが多々ありました。
(生産計画に関する問題とその改善策は他の設問に記載すべきであるため、そちらの設問も0点に近い点数になってしまうんですよね・・・)

この様に、実務経験で生産管理に関する知識をある程度有している、もしくは多年度生で事例Ⅲの解き方に対して誤った型を有している方は、
思う様に事例Ⅲを得点できないケースがあるのでは無いでしょうか。

事例Ⅲへの正しい取り組み方

近年の事例Ⅲの難易度は個人的に上昇傾向にあると思っており、80分という時間の中で出題者の意図した問題点・改善点を抽出するのは中々難しい様に感じています。
その様な状況においても、「事例Ⅲに対する正しい取り組み方」を知っていれば、実務経験が有ろうが無かろうが安定した点数を取れる様になるのではと思っております。

「正しい取り組み方」に正解や絶対は無く、皆様ご自身の取り組み方で色々と試して欲しいと考えておりますが、
6年間の受験をしてみて思う私の取り方はこれです!!

まず、自分の実務経験の知識は試験に持ち込まない様にします。
これを実行するために試験開始の合図がなるまでの待ち時間の間「実務経験や一般常識での解答は廃止する!!」と何度も心の中で訴える、ということをやる様にしました。
意識して試験に臨むだけでも答案が変わってくるんですよね。
無意識に、自分の知識で解答しようとした時にも「これは経験上の対応策になっていないか?与件文のこのキーワードは他で使うんじゃないか?」等自分の暴走を抑止することに役立ちます。

次に、これが最も重要なのですが、「問われている課題や問題の対象やレベルを明確化する」ことが評価B以上を取るために重要なことだと思っています。
すなわち、今自分は営業面の課題、製造面の課題、生産管理に関する問題、経営戦略に関する問題、システム導入に関する問題・・・どれに対して回答しなければならないんだ。
と常に意識して、解答案を構成することです。
特にやりがちなのが、経営戦略に関して回答しなければいけないのに、生産管理上の細かい課題解決策を書いてしまって得点に繋がらないことです。
ここについては、まずは問題を解く際に、どの対象・レベルについて答えるべきか意識すること。後は実践あるのみです。

最後に、設問に対して、正しい箇所の与件文を抽出出来ているか、確認することです。
これについては上記2つをしっかり出来ていれば、あまり意識することなくできる様になると思います。
特に事例Ⅲは与件文の内容を、書こうと思えば複数の設問に対して使用できてしまう為、ここのミスを防ぐことによって大きな強みになります。

意識してやっていけば、どれもそんなに難しくないと思います。
繰り返しになりますが、事例Ⅲを解く際の自分なりの正しい取り組み方を是非身につけてみて下さい。

実務経験は診断士になってから活かそう

如何でしたでしょうか。
今回のテーマに思い当たる人がいて壁にぶつかっているのであれば是非試してみて下さい。

勿論、製造業での実務経験を持っていることはマイナスでは無く、自分の付加価値を高める上で非常に重要なことだと思います。
ただし、その経験は診断士試験中はしまっておき、診断士として活躍することになってから大いに使ってあげて下さい。

ぜひ皆様には事例Ⅲを得意分野として、楽しく学習して行って欲しいと思います。

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