育児と診断士試験

皆さんこんにちは。「せとかとはるひ」と申します。

前回のブログでも書かせていただいたのですが、私は育児休業中に診断士の資格取得を目指して勉強を始めました。
今回は同じような境遇の方に向け、私が自身の経験から感じた「育児と診断士合格の両立」のために必要だと思うことをお伝えしたいと思います。

(最近は増えているとは聞くものの)このブログのターゲットは非常にニッチかなと思いますが、
子育てしながら頑張るお母さんの目に触れて少しでもお役に立てれば幸いです。

本日お伝えしたいことは以下の4点です。

1.覚悟を決める
2.家族の理解と協力を確実に得る
3.突発的な隙間時間に備える
4.息抜きを用意して、遠慮なく楽しむ

 

1.覚悟を決める

ここでの覚悟は2つの意味があります。「高い壁に挑む覚悟」と「許す覚悟」です。

中小企業診断士、特に2次試験の勉強は想像以上の難易度でした。
試験範囲が広いことや、求められる理解力や応用力が高いことのほか、公式な解答例が公表されていないために
どんなに勉強をしても雲をつかむような感覚が抜けきれないことも難易度を押し上げている要因だと思います。
赤ちゃんのお世話をしながらそんな難関試験の合格を勝ち取るためには、相当な覚悟が必要だったと私も勉強を始めてから気が付きました。

仕事は休みをいただいていますが、子育ては仕事と同様かそれ以上にハードですよね。
子供が危ないことをしていないか常に気を張って過ごし、
「今ならいける」と家事に取り掛かったとたんに泣いて呼ばれて中断、
寝かしつけには数十分、時には数時間かかってへとへと、
ようやく寝てくれて一息、と思ったとたんに隣の部屋から泣き声が聞こえてくる・・・

まるで24時間仕事をしているような状態です。
どんな些細なことだとしても、「これをやろう」と思って進めていることを中断されて達成できない状態が続くと、かなりのストレスを受けます。
本当につらかったです。

そんな大変な中で診断士の勉強を行うことは、体力的にはかなりのハードワークです。
1回で合格できればよいですが、できなかった場合は復職後さらに過酷な状況になります。
診断士の勉強は仮に合格できなかったとしても価値のある内容だと思っていますが、せっかくなら合格したいですよね。

なので、自分がやろうとしていることのハードさを認識した上で、勉強時間を得られたときには全力で取り組む覚悟を決めましょう!
※もちろん、身体最優先です!産後は非常にダメージを受けていますので絶対に無理はしないでください。

赤ちゃんと一緒の生活では時間の確保はあまり計画的にはできないと思いますので、それを想定した勉強方法も必要です。
これについては3の「突発的な隙間時間に備える」でお伝えします。

一方、合格できなかった場合や、途中で勉強から離れる事態になった場合に、自分を許す覚悟も必要です。

私自身、昨年合格できなかったら、しばらく診断士の勉強はやめようと思っていました。
復職やその後の部署異動で忙しくなったこともあり、これ以上続けると家族との時間が無くなってしまうと思ったからです。
受験から一旦離れることになったとしても「よくやった、自分」と褒めてあげるつもりでした。
最大限、やれることはやったと思ったので。

元々とても難しいことをやり遂げようとしているのですから、自分を責める必要はありません。
勉強には全力で取り組みつつも、「落ち着いたらまた受けよう」と気楽に考えてよいと思います。
幸い診断士試験は何歳になっても受けられますし。
無理して体を壊したり、自己嫌悪に陥るということがないようにしてくださいね。

2.家族の理解と協力を確実に得る

母親の場合に限らず、受験には家族の理解が必要とはよく言われることではありますね。
単純に資格試験を受けるということだけなく、診断士試験の難易度や必要な勉強時間まで理解してもらうことが大切です。

特に2次試験は80分間の使い方、そして80分を走り抜ける「脳の体力」が非常に重要なので、
ある程度解き方が定着してきたら、「誰にも邪魔されない80分」の確保が必須です。

さらに、最も重要な「振り返り(※答え合わせではありません)」のためには、自分の思考の流れを忘れないうちに、
できたら80分の演習直後に、1時間から2時間は欲しいところです。

私の場合は週末、昼寝の寝かしつけから昼寝後のおやつ&遊びまでを通しで夫にお願いしたり、
平日早起きしたりしてまとまった時間を確保していました。
また、本番3か月前くらいからは週末のどちらか一日、ホテルのデイユースで籠らせてもらっていました。

ただ、息子が夜中に何度も起きることが続いた時期があり、その時は早起きは諦めました。
繰り返しますが、何よりも身体優先、です。

お子さんやご家族の生活パターンに合わせて、まとまった時間がどこなら取りやすいか、検討してみてくださいね。
そして、勉強をしていない時間は思いっきり家族との時間を楽しむようにしてください!

3.突発的な隙間時間に備える

育児は予想外の連続なので、やろうとしていたことが予期せず中断されることもあれば、逆に思いがけず空き時間ができることもあります。
いつもより長く昼寝をしてくれたり、夜の寝かしつけがスムーズに済んだり・・・

そんなとき、「時間ができた、何しよう!」と迷う時間ももったいないので、すぐに取り掛かれて、
かつ中断されても大きな支障のない勉強方法を数パターン用意しておくとよいです。

私の場合、自宅ならばイケカコやAASの計算問題集で苦手な問題を選んでおき、筆記用具とセットにしてすぐ開けるようにしていました。
(初見の問題はじっくり考えたいので中断されない環境が持てるタイミングに取っておきました)。

また、外出時は事前に行先の近くでベビーカーで入れるカフェをチェックしておき、子供が寝たらすぐそこに向かって
テキストを読んだりイヤフォンでAAS講義を聴いたりしていました。

1次試験の勉強であれば、常にその時取り掛かっている科目のテキストを鞄に入れておけば安心ですね。

子供の相手をしながらテキストを読む・・・といった勉強方法はほとんどしませんでした。
あまり頭に入らないし、子供の相手もおざなりになってしまうし、中途半端だと感じたためです。
メリハリをつけてできるときは一気に!がおすすめです。

4.息抜きを用意して、遠慮なく楽しむ

前述したように育児をしながら、さらに復職しながらの勉強は相当にハードです。
なので、私は月に1,2回(もっとかもしれません・・・)はご褒美タイムを用意して疲れを癒していました。
主にマッサージに通うことと、お気に入りのお店のケーキをテイクアウトして食べることでしたね。

ただでさえ勉強のための時間をもらっているのに夫に悪いな・・・とか、
この時間を勉強に充てた方が良いかも・・マッサージに行っていたせいで落ちたら元も子もないのに‥などと考えてしまうこともありましたが、
癒されにきているのに悩んでたら意味がないと思いなおし、途中からは「勉強効率を上げるためだ!」と割り切って楽しむようにしました。

コロナ禍でなければ大好きな温泉やアフタヌーンティーに行っていたと思います。
皆さんもぜひ、趣味や癒しのための時間を確保して、メリハリをつけてみてください。

 

終わりに

家事も育児も仕事も完璧にこなしてさらに診断士試験に合格する!なんて、余程の超人でないと無理です。
そもそも、別に診断士試験の勉強していなくたって、仕事をしていなくたって、全員が家事や育児を完璧になんて目指さなくていいと思っています。
一番大事なのは家族みんなが笑って過ごせること、それだけだと思っています。
笑うために必要なことは人それぞれです。家事や育児が何よりも楽しいと感じる人もいれば、そうじゃない人もいます。

私の場合は、仕事という生きがいから育休で一時的に離れたことで気持ちが塞いでしまい、夫に泣いてあたってしまったことが何度もありました。
子育ても全然楽しめていなかったと思います。

それが、勉強を始めて学ぶという刺激を得たことで解消し、子供とも余裕を持って接することができるようになりました。
時間のやりくりは大変になりましたが、精神的には落ち着いたのです。
今育休中に診断士の勉強をしようと思っている皆さんが資格を取得したい理由は様々だと思いますが、
勉強の大変さがその楽しさややりがいを超えていると感じる時期が続いたら、いったん離れてみるタイミングかもしれません。

全力で、でもどうか無理だけはなさらず、
貴重な子育ての期間を楽しみながら自分と家族の笑顔第一に過ごしてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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