第1クール (GWまで)の過ごし方

皆さん、こんにちは。たかみず7と申します。1年間、1回/月にて当「合格アミーゴ」にてブログを担当することとなりましたので、よろしくお願いいたします。

今回は、自己紹介を兼ねた「診断士試験受験歴」と「診断士試験合格後の今」、更に「第1クール (GWまで)の過ごし方」について書きたいと思います。

診断士試験受験歴

私は、平成 25年4月より、中小企業診断士としての勉強を開始、今から思えば長い受験生活をスタートいたしました。2次試験は 7回目にようやく合格を勝ち取りました。各年についての簡単な振り返りは以下の通りです。

 

1次 2次 振り返り
H25 1次試験受験せず、独学にて 1次対策。
H26 1次試験受験、経済学のみ科目合格、独学の厳しさを痛感し、某大手受験校通信教育 (1次、2次)を受講開始。
H27 ×(CABA) 1次試験初合格も 2次試験不合格、AASの直前合宿で自身の力量不足を思い知らされた。
H28 ×(ACBA) 前年の合宿での悔しさをバネに AAS本科生として、本格的に 2次試験対策開始したものの、2次試験不合格。
H29 ×(BDBA) AAS本科生 2年目にて勝負をかけるも、2次試験不合格。特に、事例Ⅱで D判定という情けない結果になり、モチベーションが大幅に低下してしまった。
H30 ×(BBBA) なかなか再起するきっかけがなく、グダグダを続けていたが、一度 AASから距離を置いて独学することを決意。しかし、結果は 2次試験不合格。
R1 ×(CCAA) 独学を続けるも完全に方向性を見失い、2次試験不合格が続く。
R2 ×(ACBB)
R3 ◎(BAAA) 例年と同じように独学を続けていたが、このままでは去年までと同じだと思い、距離をおいていた AASの直前模試と講義を受講。受講後に気付きも多く、改めて 「AASのお作法」を思い出し、ラストスパートをかけ、2次試験合格。

診断士試験合格後の今

① 実務補修:

不合格に慣れきってしまい合格することを全く想定しておらず、2月の実務補修には間に合わず。7~9月の実務補修は受講予定ですので、当ブログで経過をお伝えいたします。

② AASの講師として:

中小企業診断士の伝手が全くない中、恩師である AASの早坂先生に合格を報告し、添削講師とブログ執筆 (当ブログのこと)のお仕事を頂きました。しばらくは診断士試験問題から離れられると思いきや、今度は講師の立場で過去問と奮闘中。これからは、受験生をビシバシシゴキまっせ~ (笑)。

③ 診断士試験支援団体活動:

某診断士試験支援団体に所属し、診断士としての情報収集と受験生支援活動を始めています。令和 3年度合格者が中心に運営を行っていますが、早くもいろんな職種・地域の方と知り合えて、会社勤めでは絶対に出会えないような交友の輪が広がっていくのを実感しています。

第1クール (GWまで)の過ごし方

ここからは、私の受験生時代を踏まえたお薦めの第1クールの過ごし方についてお話したいと思います。

私は学生の頃から、徹底的な「過去問 (赤本)」主義者でした。ですので、過去問を活用し尽す!!でお話を進めます。ちなみに、赤本の出版社である教学社の URLを添付しておきます。診断士試験の過去問活用にも通じることが非常に多いです。

https://akahon.net/howto/ 

(教学社 HPより)

① 1次試験初突破を目指す方:

ひととおりテキストで知識は習得できている頃と思います。後は、ひたすら過去問ベースの問題集を繰り返し行い、知識の定着を図るのが良いと思います。わからない問題にはあまり固執せず、回転数を上げることを意識すると良いと思います。「他の人ができる問題を落とさない」方式で確実に得点できるようにしましょう。

また、並行して 2次試験対策を始められると良いと思います (いざ 1次試験に合格すると、2か月後には 2次試験がやってきますので)。初めて 2次試験の問題を見ると、面喰うと思いますので、最低 1年分の過去問は、第1クールの間に実際に手を動かしてやっておきましょう!

https://www.aas-clover.com/testinfo/download-2

(2次試験過去問ダウンロード、AAS東京 HPより)

2次試験の事例Ⅳは 1次試験の財務の延長線上なので、経営分析 CVP、NPV、CF計算等は並行してやっておくことがお薦めです。また、2次試験の事例Ⅰ、Ⅱは1次試験の企業経営理論、事例Ⅲは運営管理の延長線上にあるのでどうせ勉強するなら一石二鳥 (シナジー効果)ですし、1次試験には選択肢があることの「ありがたみ」を実感できると思われます。

② 2次試験に再チャレンジする方:

再チャレンジしようと、心新たに勉強に取り組まれていることと思います。葛藤は多々あったと思いますが、そのチャレンジ精神に心より敬意を表します。ただ、多年度になればなるほど、解答プロセスが確立してしまって伸びしろを実感できなくなり、モチベーションが低下してしまうのも仕方ないと思います。

そこで、第 1クールでは初年度生に比べて圧倒的に時間の余裕があるので、① やり残したことをやり終えておく② 全く新しいことを初めてみる、というのはいかがでしょうか? 私は、① H13年まで遡ってすべての過去問を解いてみる、AASの宿題 (解答プロセストレーニングのためのシート)をすべての過去問でやってみる、②「ふぞろいな合格者答案」から過去 10年間のキーワードだけを拾い上げて、今年出そうなキーワードの傾向を分析してみる、といったことをやっていました。モチベーション維持のために、これまでのやり方を少し変えたり、全く新しいことにチャレンジしたりするのは有効だと思います。

終わりに

あまりに受験生活が長過ぎて、合格後をほとんどイメージできなかった私が、どのように診断士として成長していけるかを温かく見守っていただければ幸いです。また、受験生の皆様に少しでも有用な情報を提供できるように努めます。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。次回は GW前後の過ごし方についてお話ししたいと思います。水曜日はむりんさんです。むりんさん、よろしくお願いいたします。

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