診断士試験、1年間お疲れ様でした。

こんにちは、スローパンダです。

2次筆記試験を突破した皆さんは、口述試験を先週終え、目前に迫った合格発表を今か今かと待ち望んでいる状態かと思います。とはいえ、遅刻や欠席をしなければまず不合格にならないと言われています。最後の緊張感を楽しんでください。

さて、残念ながら1次試験または2次筆記試験に不合格となってしまった方は、とにかく勉強の習慣を切らさないことが大事です。

というか、一番まずいのが診断士試験合格した! 実務補習まで間があるし遊んじゃうぞ! と勉強の習慣をなくしてしまう方だと思います。そういう意味では、多年度受験した人の方が実務補習や診断士登録後には苦労しないかもしれません。

目次

中小企業診断士になっても勉強は続く

※ただし、登録しない人を除く。

もちろん、中小企業診断士試験を受験している・または受験しようという方なら皆さん、知っているとは思いますが、中小企業診断士は試験に合格したらずっと名乗れるという訳ではありません。

5年ごとに更新が必要ですが、その更新にも要件があります。有名なのは以下の実務要件ですが、専門知識補充要件というのもあります。

(1) 専門知識補充要件
以下のいずれかを合計して5回以上の実績を有すること。
1) 理論政策更新(理論政策)研修を修了したこと。
2) 論文審査に合格したこと。
3) 理論政策更新(理論政策)研修講師を務め指導したこと。

(2) 実務要件
以下のいずれかを合計して30日以上行ったこと。
1) 診断助言業務等に従事したこと。
2) 実務補習を受講したこと。
3) 実習、実務補習を指導したこと。

(中小企業庁のWebサイトより引用)

専門知識補充要件で1番簡単なのはもちろん、1)の理論政策更新研修の修了ですが。これが結構時間がかかり、1日がかりとまでは言わないまでも半日丸々潰れます。休日として考えると1日潰れますね。

しかも、ご時世からZoomでの受講ができるのですが、常時カメラオンが求められ、出席の確認をするとのことです。申し込むだけ申し込んで、寝て過ごそうとはいきません。ケチですね。しっかりしてますね。

実務要件もスローパンダのような企業内診断士の場合、大変です。会社にもよると思いますが、筆者の場合は普段から「IT化」「業務プロセスの改善」を行っているので実務従事の要件を満たしていると言えますが、一方で経営者からすると普段の仕事で書類に判をつきづらいという部分があると思います。ルーチンワークではありませんが、実務補習のようなしっかりした書式の報告書があるわけでもないので、筆者としても「判子くれー!」と言い辛いという面もあります。

後、経営者によっては、残念なことに診断士の登録状態をよく思わない場合がありますね(スローパンダの場合、代表は大丈夫ですが一部役員は快く思っていないようです)。そういうときは、休日などを利用して診断助言業務・窓口業務か、お金を払って実習や実務補習を受講することが必要になります。

実務補習の指導については、筆者の所属する協会の場合、まず副指導員としての活動がほぼ必須になるようです。副指導員になるには指導員の先生との人脈はもとより、診断士としての実力・実績が必要です。そうなると、結局のところかなりの勉強が必要になります。

そもそも実務補習以降で勉強が必要

指導員の先生にもよると思いますが、実務補習では追加の勉強が必ず要求されると言ってもいいです。

実務補習は4~6人程度の班で行うため、診断士(登録前)同士でのコミュニケーションのためにも、共通となる知識が必要です。なので、1次試験の得意不得意や、診断士の2次試験の予備校や参考書によって生じる得手不得手などを平均レベルにまで押し上げる必要がでます。

スローパンダの経験では、特に、SWOT分析以外の外部環境の捉え方、マクロな経済・政策の環境は2次試験までと大きく異なります。試験はどうしても、閉じた世界・一般的な世界となりますが、平均的な外部環境といったものは存在しません。それを考えると、実務補習で実際の経済の中の企業を相手にする上で改めて勉強が必要になるのは当然だと思います。

もちろん、ITや環境保護のようなトレンドは変化が激しい上に企業経営に必須なので、やはり勉強が必要です。

独立してプロコンとして活動したいなら、当然、他の診断士と差別化できるだけの能力を身につけ、もちろん先輩診断士たちの参入障壁を乗り越える基礎能力を獲得するために、勉強が必要です。また、プロコンとして独立する気がない企業内診断士でも、「中小企業診断士」として知見を期待されることもあるでしょう。結局のところ、企業経営のプロの肩書きを下ろさない限り、勉強は続けることが必要です。

今落ちたのは勉強の習慣を身につけるため

誰でも、1次試験でも2次試験でも、落ちれば悲しいです。

筆者も2回目の2次筆記試験が不合格だったら、「勉強辞めようかな」なんて考えていました。このまま勉強を続けても苦しいだけのような気がしたのです。お金もかかりますしね。

しかし、蓋を開けてみたら、結局受験前と同じくらいの時間勉強していますし、診断士の登録費用とか、協会の年会費とか、色々お金がかかっています。マシなのは、2次筆記試験の勉強と違って、いろんな本を読めることですね。悪くなったのは、何を勉強すべきかという指針は自分で決めるしかないことです(まあ、研究会という緩い指針はありますが)。もっと悪くなったのは、多分終わりが来ないことです。

そもそも、中小企業診断士試験を受験されるような方は、診断士試験の勉強を始めるまではともかくとして、労働する上である程度の勉強はずっと必要だな……ということは理解できていると思います。

それを考えれば、診断士試験が何年かかかったところで、全体の勉強時間で見たら大したことはないように思います。

それよりも、「あ、わかりやすい指針で勉強する習慣を身につけられているな」と前向きに考えて、自己投資の丁度いい機会だと捉えてはいかがでしょうか。試験の合格ばかり考えると、どうしても勉強が辛くなりがちです。そこも通過点・どうせ勉強は必要なのだから、今のうちに基本的なところを総ざらいできてラッキー! と考えたほうがきっと身につきます。

 

では、今年も診断士の勉強、がんばりましょう。

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