2回目の実務補習

こんにちは。石猿です。

 

今月、9月の実務補習(5日間コース)を行っています。まだ2日間が終了しただけで、残り3日間はあるのですが、今回の実務補習を行いながら感じていることについて書いてみたいと思います。

 

半年ぶりの実務補習

前回実務補習を行ったのが今年の2月でした。半年ぶりの実務補習で、自分にとっては2回目になります。前回同様に、開始日の10日程前から指導員の先生からの連絡が来て、徐々に事前情報を頂いて、事前準備を進めていきました。

初日は指導員の先生が予約してくださった会議室に集合し、自己紹介から始まりました。今回は企業訪問・ヒアリングは午後からだったため、午前中の限られた時間ではありますが、役割分担決め、各自が事前準備の中で調べてきたことの共有、ヒアリング内容整理等が出来たので、進め方としては比較的やりやすかったと思います(1回目の時にはメンバーが初めて会った30分後にいきなりヒアリングだったので)。

午前中のオープニングの中で、実務補習を行っていくうえでの心構えについて、指導員の先生から以下の点を忘れないようにとの話しがありました。

1.リスペクト    上から目線にならない
2.感謝                 学びの機会を頂いているという感謝の気持ちを持つ
3.プロ                 約束したことは守る

特別に新しい話しではなく当たり前の話しかもしれませんが、実務補習の始まる最初のタイミングに聞けたことは、自分の気持ちのスイッチを切り替えるためにも、意味があったと思っています。

 

1回目と2回目の違いで感じたこと

初日の午後に企業訪問・ヒアリング、2日目にはヒアリング内容の整理・経営課題の抽出・経営戦略/提案骨子の設定まで行いました。2回目の実務補習は、ここまでのところ比較的順調に進んでいます。診断先企業も直近の業績は好調で特別に大きな問題を抱えている状況ではなく、一緒に診断を行うメンバーも建設的な議論ができるメンバーが揃い、いくつかの良いアイディアも出てきています。

ただ、2日間を終えて順調に進んではいるものの、何か1回目とは違うものも感じていました。帰りの電車の中でその違和感が何かを考えていたのですが、1回目の経験があるが故に、最終的に診断報告書を形式通りに作成することを意識しすぎていて、どうすれば少しでも良くすることが出来るか、どれだけの提言を出来るか、といった意気込みが前回よりも足りていない、という点に気付きました。これは自分自身が間違えなくそうでしたし、自分以外のメンバーも全員2回目または3回目でしたので、同じような傾向があるのだと思います。実際、2日目の最後には、翌週に向けて何を考えてくるかという話しもするのですが、それ以上に診断書のフォーメットはどうするか、フォントは何にするか等のテクニカルな話しが中心となっている感じがありました。初日に指導員の先生から話して頂いた内容を、頭では分かってはいるものの、実行できていない状況となってしまっていました。

 

今回の実務補習はまだ3日間残っています。実務補習ですので、診断報告書の作成がアウトプットではあるのですが、報告書の作成自体が目的ではなく、診断先企業に少しでも意味のある提案をする、その提案をヒントとして診断先企業の課題解決に向けたアクションにつながる、ということが本来の目的だと改めて思い直しています。時間は限られていますが、主役は自分たちではなく診断先企業であるということを念頭に置いて、出来る限りの提案ができるように取り組んでいきたいと思っています。

 

今年の2次試験まで、残り1ケ月半を切るタイミングとなりました。最後の追込みで大変だと思いますが、自分自身で納得できるように頑張ってください。

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