R02年度事例3(得点 53点)

第1問(配点20点)

(a)鏡面仕上げや特殊加工等の高い研磨溶接技術、設計技術者の存在、据付までの一貫体制。

(b)設計変更や手直しの多さ、製造工程の非効率による納期遅延が多く、高コスト体質。

第2問(配点40点)

(設問1)

(a)問題点は、①最終段階での設計変更や手直しの多さ、②営業担当者の業務が多いため、製造部門の従業員が打合せで不在になる事。

(b)対応策は、①受注・設計・据付工事施工管理別に業務を集約移管する事、②CADデータを顧客と共有し、設計変更等を削減する事。

(設問2)

(a)問題点は、①作業チーム毎に技術力の差がある事、②加工難易度が優先され生産計画の納期管理が甘い、③各工程の作業面積が狭い。

(b)対応策は、①熟練技術者のスキルを標準化・教育の実施、②生産計画を随時見直し、生産統制を強化、③SLPと5Sで作業面積確保。

第3問(配点20点)

IT化の助言は、①取引先との受注・納期・使用・進捗等の情報を共有、②各部門など全社共有のDB化し随時情報を更新、③生産計画や設計等に活用、④現品・余力など生産統制に活用するなど、設計・生産・営業を効率化し、コスト削減・売上増加に繋げる。

第4問(配点20点)

モニュメント事業の拡大に向けた助言は、①モニュメントの立体的で複雑な曲線形状等を実現する研磨処理・設計・加工技術の高さを生かし、②デザイナーのニーズに個別対応する提案力を強化し、直接取引を拡大し、収益・売上の増加につなげる。

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