R02年度事例3(得点 56点)

第1問(配点20点)

(a)特殊加工と高い仕上げ品質を実現する溶接・研磨技術、設計・製作・据付の一括受注力。

(b)工程順序や工数見積もりが標準化されてないこと、建屋の制限による狭隘な作業スペース。

第2問(配点40点)

(設問1)

(a)問題点は、顧客承認前の仕様変更や図面変更、造形物のイメージの摺合わせに時間を要し製作期間が十分に取れないこと。

(b)対応策は、3DCADを導入し、図面や造形物を3次元で共有することで、摺合わせの打ち合わせ時間を短縮すること。

(設問2)

(a)問題点は、溶接・組立工程と研磨工程の作業チームの技術力に差があるため、難易度の高い加工の製作期間が計画通り進まないこと。

(b)対応策は、リーダーの熟練技術者に加工技術を教育することを役割とすることで、作業チームの加工技術の向上と均質化を図ること。

第3問(配点20点)

助言は①作業グループの加工技術や受注した製品の加工難度を数値化して、工程順序や工数見積りを標準化し、全体の生産計画を策定すること、②作業チームの進捗、余力をITを活用して見える化し、生産統制を行い、納期遅延をなくすこと。

第4問(配点20点)

C社社長は①展示会に出展し、特殊加工や高い仕上げ品質を実現する高い加工技術を訴求して、新規顧客を獲得すること、②建屋を改築し、最近増加している新規大型製品を受注することによって、モニュメント事業の拡大を図るべきである。

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