R02年度事例3(得点 71点)

第1問(配点20点)

(a)溶接や研磨の技術力。熟練技術者による仕上げ品質。設計から据付までの一貫生産体制。

(b)納期遅延常態化。建物の制約で高さ7m超は受注不可。モニュメント製品の受注変動大。

第2問(配点40点)

(設問1)

(a)契約から顧客承認までの製作前プロセスに時間を要し、承認後も打ち合わせが必要な場合があり、製作期間を十分に確保できないこと。

(b)顧客との打ち合わせに設計担当者も同行して手戻り防止。2次元CADデータを製造部と共有して製作指示を早める。

(設問2)

(a)工程順序や工数見積もりが標準化されておらず、作業チームの技術力に差があり、受注内容によって製作期間が生産計画を超過。

(b)手順計画を立案し工程順序を定め、溶接・加工、研磨工程でモノの移動による不稼働を削減。熟練技術者によるOJTで習熟度向上。

第3問(配点20点)

助言は、生産管理情報を一元管理し、全部署でリアルタイムで共有して、双方向のやりとりが可能な情報システムの構築。具体的には①CADデータや顧客との打ち合わせ内容を共有して、製造部と営業部の打ち合わせ削減②受注状況に基づき生産計画を随時更新③社外の協力会社とも共有。

第4問(配点20点)

戦略は、市場面で、都市型建築の増加を機会ととらえ、強みの仕上げ品質を訴求して新規顧客を開拓。製品面で、ベテラン技術者によるOJTで技術力を向上。高付加価値化を図る。受注量を平準化する。営業部も増強する。

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