R01年度事例3(得点 59点)

第1問(配点20点)

強みは、①熱処理専業企業として金属製品を受け入れ、温度管理などの特殊な技術を蓄積している点。②前工程の機械加工も含めた依頼を受け、設計と機械加工部門を有する点。

第2問(配点20点)

効果は、大きな加工能力を有することができる点。リスクは、①汎用の機械で機能別レイアウトのため、量産の機械加工では生産性が悪化する可能性、②ベテラン作業者により品質が保持されており、品質低下の可能性。

第3問(配点40点)

(設問1)

在り方は、X社向け自動車部品以外の量産の機械加工ができる新工場である。具体的には、①方法面で、作業標準化を進め、均一な品質を確保すること、②機械面で、工程計画を進め最適な新規設備を選定し、生産性を高める。③人面で、教育で人材採用難に対応すること。

(設問2)

生産計画面で、①自動車部品はX社のデータをもとに3ヶ月・1ヶ月・3日ごとの生産計画を作成する。②その他加工品は、機械加工部と熱処理部を統合した計画を、自動車部品と連携させて作成する。生産統制面で、①機械加工工程と熱処理工程の進捗を管理し、②現品と余力を管理する運用で生産性向上する。

第4問(配点20点)

戦略は、①X社に対し、多品種少量の製品を、設計力・熱処理技術・機械加工の一貫生産体制を活かして、新市場開拓を行う。②輸送用機械・産業機械等の他社に、少品種多量の製品を、新工場の大きな加工能力を活かして納入し、売上と生産性の向上を図る。

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