R01年度事例3(得点 61点)

第1問(配点20点)

強みは、①金属熱処理技能検定試験に合格したベテラン作業者からなる高い熱処理技術力、②機械加工と熱処理加工を有する機械部品の一貫生産体制、である。

第2問(配点20点)

効果は、X社からの量産の受託生産を受けるために新工場を立てる為、機械加工工程の能力が増強される事である。リスクは、X社からの量産の受託生産が打ち切られると、不稼働の機械加工工程の機器を抱える事である。

第3問(配点40点)

(設問1)

在り方は、①専用機化・専用ライン化はせず、X社向け自動車部品以外の量産の機械加工が出来るようにする事②作業標準化をする事③一人当たりの生産性を極限まで高めるよう作業設定、工程レイアウト設計などの工程計画を進め、最適な設備を導入する事。

(設問2)

生産管理上、①見込生産と②在庫管理の検討が必要である。具体的には、①1ヶ月毎に見直される3ヶ月分の生産計画を立案し、翌月分の機械部品を生産する事に対する検討、②納品3日前にX社からC社に届く外注かんばんによって確定する納品指示に対応できるような在庫管理に対する検討、が必要である。

第4問(配点20点)

戦略は、機械部品の一貫生産体制を活かして、X社以外からも量産の受託生産を請負う事である。具体的には、所属する工業会が開催する商談会に参加し、高度な熱処理技術と機械部品の一貫生産体制を訴求して、X社以外からも量産の受託生産を受注する事である。

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