二次試験の解答プロセスを構築しましょう

受験生の皆さんこんにちは、豆柴です。

今日は、豆柴流二次試験の解答プロセス構築法について、ご紹介したいと思います。
私の場合、合格した年と不合格だった年に何が違ったかというと、解答プロセスが確立できていたかどうかです。

1年目の受験時はなかなか解答プロセスが定まらず、ふんわり状態で試験に挑みましたが、不合格、2年目は自分なりの方法が定まり、無事試験に合格できました。

解答プロセスを構築するメリットは、

なんといっても『大外れをしない安定した答案が作成出来ること』だと思います。二次試験は聞かれている本質的な内容は毎年そんなに変わらないけど、聞かれ方が毎年変わるので、実際の試験会場では焦ってしまうことがあると思います。そんなときでもルーティーンのごとく解答プロセスが決まっていれば、落ち着いて対応できるはずです。(昨年の私がそうでした。)

解答プロセスは受験生1人1人違いますので、今日ご紹介する方法が絶対ではありません。
1回で構築出来るものではなく、何度も何度も改良し、完成させていくものです。
なるべく早くご自身の解答プロセスを構築することが、合格への近道だと感じます。

まずは、この順番で問題を解いてみてください

各プロセスの時間配分を決めて、実際何分かかるか測ります。

①与件文に段落番号を振る。
②問題文の最初の段落から何の業種か確認する。
③設問解釈をする。(設問解釈がまだ出来なければ設問読むだけでいいです。)
④解答骨子(解答構成)を作る。
⑤与件文を読む。
⑥設問と段落の対応付けをする。
⑦解答を作成する。

ここまでで80分です。

この課程で私が色々試した項目は、

  • 与件文を読むときにマーカーを使うかどうか、使う場合は色分けどうするか
  • 解答骨子はどのようにどこまで作るか
  • 解答は骨子の状態から答案用紙に書くか、一度余白等に全文書き出してから答案に書き写すか
  • 問題用紙はバラバラにするか、余白はどう使うか
  • 制約条件のマークの仕方は何が一番わかりやすいか

普通にやってみたやり方が一番自分の思考プロセスと合っているはずなので、それをベースに少しずつ改善してみてください。他の人のやり方など色々試してみて、しっくりくるものだけを取り入れるといいと思います。あまり大きく違うやり方は、習得に時間もかかりますし、効果も薄いかもしれません。

もし80分で終わらなかったら、

この時に確認してほしいのは、「自分はどのプロセスに時間がかかるのか」です。
各プロセスの中でどこに時間がかかりすぎているのかを把握し、自分の弱みを分析しましょう。

  • ③に時間がかかる場合は、各設問で何を聞かれているのか理解出来ていないかも?
  • ④に時間がかかる場合は、一次知識が不足しているかも?解答パターンが不足しているかも?
  • ⑤に時間がかかる場合は、読む訓練が足りないかも?
  • ⑥に時間がかかる場合は、与件文の文章構成が読みながら理解出来ていないかも?SWOT分析ができていないかも?
  • ⑦に時間がかかる場合は、切り口設定出来ていないかも?一次知識が足りていないかも?

などなど、まずはやみくもに問題を解くのではなく、中小企業診断士らしく戦略的に解いてみてはどうでしょうか?

そして自分のフォームが決まったら、、、あとはバットを振るだけです!

まだまだ時間はあります。頑張ってくださいね!

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