合格後の今だからこう考える、中小企業診断士一次試験の勉強法

受験生の皆さんこんにちは。豆柴です。

そろそろ中小企業診断士一次試験全科目の勉強が一通り終わる頃かと思います。
今日は、『合格後の今だからこう考える、一次試験の勉強法』をご紹介したいと思います。

私の受験時代を振り返ると、試験3ヶ月前からは過去問だけをひたすら解いていました
つまり、3ヶ月前までに一通りの講義を聞き終わって、基本問題集を解き終わった状態です。

なので、一次試験が7月開催と予想すると、来月くらいからは過去問に集中するべき時期かなと思います。
ここから試験日までが、しっかり知識を定着させる大事な期間ということですね。

もし、まだ全科目のテキストが読めていない!時間的に余裕がない!という方は、下の表を参考にしてみてください。私からのアドバイスです。

経済学・経済政策 理解を深めるよりも、グラフの見方を暗記した方が楽です。どこが死荷重になるのか?余剰はどう変わるのか?マンデル=フレミングモデルも暗記でいきましょう。聞かれるポイントは大体同じです。
財務会計 簿記3級くらいの知識があるといいですが、簿記系の問題は難易度は高くありませんので深入りしないこと。計算問題にとらわれがちですが、知識系もおさえましょう。できれば毎日数問解くことをオススメします。
企業経営理論 問題文はA=B、B=C、A=Cとなっていますか?どこが違っていたらそれは×です。読みにくければスラッシュ入れましょう。組織論、マーケティングは定番論点を押さえれば大丈夫です。時間はかかりますが、解説文はよく読み理解しましょう。
運営管理 範囲も広く暗記する事が多いので、ゴロ合わせを活用しましょう。時間配分は大切です、計算系は最後に解くようにします。店舗販売は比較的イメージしやすいと思うのでここで点数を稼ぎます。小売店に行く時は、覚えた知識の復習をしながら買い物してみるのがお薦めです。
経営法務 会社法・知的財産は頻出です。会社法は自分の会社に当てはめながらだと記憶に残りやすいし、面白いです。民法は普通に考えて「そうだよな」ってなる内容が多いと思うので、「えっ違うの?」って思ったものは、しっかり覚えます。英文問題も深入りしません。当たったらラッキーくらいで。
情報システム 苦手な人は、「webサービスの仕組み」を体系的に学びましょう。youtube動画などでわかりやすく解説してくれていますよ。私も苦手でしたので、メモリーツリーも作りました。IT用語を漫画でわかりやすく説明してくれているサイトもありますので、活用してみてください。統計学も余裕ないなら対策しなくていいかなと思います。
中小企業政策 概論は、統計の上位/下位/推移などを押さえます。過去問は丸々使えませんが、どういうことを聞かれるのかをおさえておきます。白書は読まなくて大丈夫です。施策は年数や金額等の数字もしっかり覚えましょう。似たような施策は比較して覚えます。例えば、小規模企業共済金、中小企業退職金共済制度、中小企業倒産防止共済制度など。
一次試験の合格点は60点です。決して100点狙わないでくださいね。

ちなみに私は1年目で7科目合格しましたが、二次試験で敗退しましたので、保険として2年目も一次試験を受けました。そのときの勉強法は約1ヶ月でしたが、全科目合格しました。もちろん1年目の知識が残っていたのもありますが、ポイントを押さえられたのが効果的だったと思っています。

今回の投稿が、少しでも受験生の皆さんのご参考になれば幸いです。

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