自分の課題を破るというのが、真の学習である

こんにちは。スルメっぽい女(二次試験6回受験)と申します。

さて、時が経つのは早いもので、2021年も3月になりました。12月(予定)の口述試験まで10か月を切りましたね。皆様、「本試験に向けた課題解決への取組」は順調に進んでいますか?

スルメっぽい女は、1年前、「課題解決に徹底的に取り組む」をテーマに掲げ、「①過去問5年分を使ったストーリー整理トレーニング、②読解力や要約力強化本を読む、③簿記2級受験」という大日程計画を立案していました。本日は、大日程計画の①・②(事例Ⅰ~Ⅲ対策)について、ご参考までに実際の学習内容を紹介したいと思います。あくまでも、「ご参考」です。大切なのは、自ら考えた課題と解決策に、腹落ちして自信をもって取り組むことだと思いますので。

①過去問5年分を使ったストーリー整理トレーニング

事例Ⅰ~Ⅲについて、過去問直近5年分を徹底的に読み込みました(以前は、平成13年から直近年迄の全ての過去問をひたすら解くことで満足していましたが、1年前は、直近5年分に絞り込みじっくり取り組むことにしました)。具体的には、各事例のドメイン整理、各事例の文脈整理をしながら、「各事例のどのような点が、難解(読みにくい)なのか」を書き出し、事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ毎に類型化しました。スルメっぽい女の類型化結果は、以下の通りでした。なお、類型化作業も自分で腹落ちして初めて、価値がでると思いますので、必要性を感じた方はぜひ試してみてください

事例Ⅰ 与件文が抽象的なので、つまり何を言いたいのかが分かりにくい。また、時系列が分かりにくい。
事例Ⅱ 解答に使いそうなキーワードが与件にたくさんあり、キーワードを拾うことに気をとられ、ストーリーが頭に入らない。
事例Ⅲ 与件文に弱みや課題の記載がたくさんあり、情報が整理できず、焦ってしまう。

以上の類型結果に基づき、各事例の特徴(自分の読解上の弱点・癖)を踏まえ、与件文のマーキングや読解時のメモの取り方を工夫する等、各事例の戦い方を考えました(以前は、事例Ⅰ~Ⅲ、基本的にはすべてほぼ同じ解法で対応していました)。実際に、予備校模試等でも取り入れ、戦い方を試してもみました。なお、戦い方については、随時PDCAを回していくわけですが、修正する際には、「予備校模試で1位をとるための修正」にならないよう、気を付けました。

②読解力や要約力強化本を読む

AASの先生や勉強仲間からの情報を参考に、以下の書籍を読みました。

中学受験を制する国語の「読みテク」トレーニング 説明文・論説文(株式会社文芸社・早瀬律子著)/論理トレーニング101題(産業図書株式会社・野矢茂樹著)/ロジカルシンキング(東洋経済新報社・照屋華子・岡田恵子著)/わかったつもり(株式会社光文社・西林克彦著)

 

以上が、「課題解決に徹底的に取り組む」をテーマに3月~5月頃、事例Ⅰ~Ⅲ対策として取り組んでいた内容の骨子です。勉強時間の大半を「課題解決=弱点克服」に費やしているわけで、気持ちが良いものではありません・・・5回目の不合格までの私であれば、「小学生向けの書籍まで読む必要あるのかな」とフェードアウトしていたでしょう。しかし、6回目を迎えると、「さすがに課題解決からは逃げられないな」と痛感するようになり、ひたすら耐え続けました(今思うと当たり前ですが・・・)。

本日は以上です。次回は、事例Ⅳ対策について、お話したいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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