30代税理士が挑戦する中小企業診断士試験②

こんにちは、本日の担当「ぺい」です。

私の回では「去年の今頃は何をしていたか?」ということを中心にお話していきたいと思います。

私も今こちらをご覧になられている受験生の皆様と同じように悩み、焦り、落ち込みながら受験時代を過ごしました。
オンライン受講で、教室通学でなかったため、横のつながりが少なく、「皆今どのくらいできているのか?どのくらい勉強しているのか?」という情報に非常に乏しいのも不安に拍車をかけました。
具体的な解法や勉強法をお話することもあるかもしれませんが、基本的には私自身の「生の事例」をそのままお伝えすることで少しでも皆様の不安の解消のお役に立てればと思います。

 

1.二次試験不合格~3月までにあったこと

・二次試験でなく養成課程卒業により診断士資格を取ろうとした

・甘くかかってしまい養成課程の入学試験に不合格になった

・不合格が確定した3月末より二次試験の勉強を再開

 

2.昨年の今頃(3月下旬~)

ここまでのバタバタのせいで二次試験の勉強開始に皆より5ヶ月も出遅れた!と(勝手に)思い込み、さらに一次試験の保険受験も知らなかったので「これで落ちたらもう一度ゼロからかぁ~」とも(これも勝手に)思い込んで二次試験の勉強をスタートさせることとなったわけです。

そんな中、AASのホームページを拝見し、年間スケジュールを見て、「これなら5月にはプログラムに追いつけるかも・・・?」と申し込みをしました。

次回はこの「出遅れたと思いこんだ」受験生の2次試験学習のスタートダッシュについて書ければと思います。

 

3.今思えば・・・

「皆から出遅れたので相当差をつけられたに違いない。上位2割は皆とっくにスタートダッシュを切り、猛勉強をしているはず」

これは私の「解釈」であって、「事実」かどうかは別問題です。

事実ではない解釈によってただただ自分で自分の不安を膨らませていたにすぎません。

 

駆け出しの税理士のころ、私が尊敬する社長からこう言われたことがあります。

K社長「ぺいさん、貴方は『悩んで』いるんですか?それとも『考えて』いるんですか?

ぺい「悩んでもいますし、考えてもいますね・・・」

K社長「悩んでいるということはおそらく考えているようで考えてはいませんね」

少しムッとしました。

私はこんなに考えているのに、と

K社長は壁にかけている一枚の絵を見せてくれました。

K社長「ぺいさん、ここに一枚の絵があります。どう見えますか?」

ぺい「若い女性の絵ですか?」

K社長「では、こう見るとどうですか?老婆に見えませんか?」

ぺい「見えますね」

K社長「では、若い女性と老婆を同時に見てみてください」

ぺい「・・・できません」

K社長「人間は1つの事実に対し、2つのことを順番にはとらえられても『同時に』とらえることはできません。同じように貴方は『悩んで』いる時は『考えて』はいないのかもしれませんね

 

ハッとしました。

私は不安を感じているときは「どうしようどうしよう」「できないかも」「落ちたら嫌だな~」「家族にも迷惑かけているし申し訳ない」と「悩んで」いただけで「ではいつまでにどうなるべきで、そのために何をすべきなのか?」を「考えて」はいませんでした。

むしろ考えている間は「こういう計画にしたら間に合うぞ!」を少し楽しかったことも覚えています。

悩んでいる間は対策を全く考えを整理させられませんでした。

 

もし、今このブログをご覧になられている方で「悩んで」いる方は是非「考えて」見てください。

逆に考えている間は悩めないらしいので自分自身が生み出した不安がもしかしたら減るかもしれません。

K社長に見せていただいた絵は「妻と義母」という古くからある隠し絵です。

興味のある方は是非検索して「若い女性」と「老婆」を同時に見られるか、試してみてください。

本日担当ぺいでした。

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