自己紹介 2年前の自分

自己紹介

「ときはいま」です。50代の技術屋です。診断士試験は2017年にチャレンジして、1次試験2回、2次試験4回を経験して今年1月にやっと合格しました。ちょうど月曜日に実務補習5日間が終了しました。診断先企業に訪問して報告書を提出し中小企業診断士の実感がわいてきたところです。これから1年間ブログを担当することになりましたのでよろしくお願いします。

現在の仕事ではほとんど製品開発にたずさわってきました。そのためかどうしても差別化するのがいいことだという刷り込みがあります。「斬新な視点ですね」とか「この解答論理性がありますね」というコメントをもらうと喜んでしまう点は、診断士試験に合格するにははっきりと邪魔だったと思っています。

受験のきっかけ

中小診断士を目指すきっかけは、本屋でテキストが目にとまったことです。その当時中小企業診断士というものがどのような資格なのかも知りませんでした。中小企業の支援(診断と助言)はやってみたいと思いましたし、1次試験のテキストをパラパラ見て自分にもできる<これが相当甘かった>と思い、勉強を始めました。

2年前の自分

どうして2年前か? 私は1次試験の保険受験というものをしなかったため、2年前はまた1次試験7科目からやり直さないといけない状況でした。2回目の試験が不合格だったときに、もう一度受験するのか、やめるのか、を結構考えました。サンクコスト効果ではなく、どうして中小診断士になりたいのかをもう一度考えました。結論は「診断士になる!」でした。小さくても元気のいい会社や経営者の支援が定年がないビジネスとしてやれるということは自分にとってはとても魅力的だと思いました。2年前の今頃はまずは1次試験を合格することが当面の目標でした。

2回目の1次試験

一言でいうと、2年前のことでも「意外と覚えている」。初回はテキストを買って読むことから始めましたが、2回目はスタディングの過去問(通勤のルーチンワークでした)からやり始め、2年前から変わったところを中心に勉強をしました。5月の1次試験の模試でまあまあいい点数がとれたので、5月以降は2次試験の勉強も開始しました。
私は技術屋、理系人間のため暗記が苦手であり、しかも歳のため年々記憶力は低下しています。意識していたことは普段の仕事などで関連することがらに出会ったら1次試験の知識や背景の法律などをチェックすることでした。

M&Aの記事があれば、ニュース記事だけでなく企業のリリースを見ます。そうすると「どうして取締役会の決議だけで合併できるのか?」、「合併の対価は株式交換で交換比率はこうなっているのか」など会社法を見直すきっかけとなります。社内の規則・ルールはそのベースの法律を振り返ることに使えます。また管理職の方であれば日頃の労務管理から労働関係の法律を確認し、自分の会社の規定と法律の規定を比較することもできます。こうして強制的暗記ではなく、1次試験の知識を身近なものとしたのがよかったと思っています。結果は下記のとおり合格でした。

A:96, B:68, C:59, D:69, E:60, F:64, G:75

今回はここまでですが、今後みなさんが読んでよかったと思ってもらえることを書いていきたいと思っています。よろしくお願いします。

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