財務会計24点からの合格の道

皆さん、初めまして。2020年度二次試験合格しました、ペンネーム「ソムタム」です。これから1年間、つたない話にお付き合いください。

恥ずかしながら、こんなかんじでした

さて、中小企業診断士を目指される方の中には、経理職などで日常的に会計に携わっており、財務会計が一番の得点源、という方は多いと思います。 が、一方でそもそも経理に馴染みがなく、性に合わない、と感じられている方もいらっしゃると思います。 かくいう私もその代表選手で、最初に受験した財務会計の得点は24点。 つまり、ほぼ勘と運のみだけでした。 とにかく、テキストや問題集を見ても書いてあることがさっぱり分からず、さすがにまずいと思い某予備校で単科受講しても、とにかく会計の話を聞くこと自体が苦痛でした。 何とか一次試験を平均点で突破した後も、私が受講していた折にAASでは、毎回の講座の最後に財務会計のミニテストをしていました。 会計が得意な受講生がバリバリと解答を仕上げていくのを横目で見ながら、自分の解答用紙はほぼ白紙、という寂しさを味わった場面を今でも鮮明に思い出します。

でも、何とかなったのです

こんな思いをされている方も、私だけではないと思います。 しかーーっし、ご安心ください。 勘と運のみの24点、生粋の会計オンチの私でも、最後に受けた一次試験の財務会計は82点、二次試験もA判定を取れたのです。 自転車のこぎ方と同じで、一度覚えてしまえば忘れずにいる限り、ちゃんとできるようになるもので、ちゃんとできれば財務会計が一番安定した得点源になると思います。 これ、何の誇張もなく、私自身が身をもって経験しました。

こんなこと、しました

ではどうしたか、ですが、私の場合、とにかく会計と触れ合うこと自体が苦痛でしたので、もう目の前にあるのは算数ドリルだ、と自己暗示をかけました。 借り方・貸し方、というのもいつも訳がわからなくなるので、単に右・左で区別しました。 その次に、財務会計のテキストは一旦忘れて、物語仕立てで会社のお金の流れがわかるような本を何冊か読みました。 私自身にとり一番わかりやすかったのは、高田直芳さんの「ほんとうにわかる管理会計&戦略会計」と「ほんとうにわかる経営分析」でした。 これら、今でもアマゾンで普通に買えます。 試験対策としては、元TACの名物講師である遠藤直仁先生の「寺子屋・遠藤塾」の、財務会計に特化した全6回の一次試験対策講座を受講、あとはTACの問題集をやっただけです。 これだけで、他にはなんにもしていません。 で、それだけで本当に合格圏に入るのかというと、24点が82点になって合格しました。

だから、だいじょうぶです

自慢めいた話になってしまいましたが、お伝えしたかったのは、私のようにとにかく会計の話を聞くのも嫌な人間でも、やり方しだいで十分合格できる、ということです。 とにかく会計が苦手な方は、これは仕事の経理業務の話ではなく、お金の算数の話、という見方をするところからとりかかられてはどうでしょうか。 皆さんのご検討をお祈りいたします。

 

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