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実務補習の準備

こんにちは、ほそかわ(仮)です。中小企業診断士試験を見事突破された方、本当におめでとうございます。まだまだ開放感に浸りたいところではありますが、早い人は来週から実務補習が始まります。2回目の緊急事態宣言が発令され、日程や進め方など今後どうなるかわかりませんが、これまで通り体調管理・感染予防対策はしっかり行なっておきましょう。

第13回目は、その実務補習についてのお話です。私の場合は15日間コースを選択し、小売業→製造業→サービス業という順で実施しました。今回は当時私が役に立ったと感じたことや事前に準備しておけば良かったと思うことを中心に紹介していきたいと思います。実務補習自体の基本的な流れや取り組み姿勢については他のブログ等にもたくさん書かれていますのでそちらを参考にしていただければと思います。新型コロナ感染拡大防止のため、グループによっては実務補習をリモートで実施する可能性もあり、準備する内容も違ってくるかもしれませんので、柔軟に対応していただければと思います。


事前調査

業界動向

診断先企業のHPや下記書籍などを活用して業界情報を事前にチェックしておきましょう。低額のものは購入しても良いかもしれませんが、高額なものは図書館で必要なページだけコピーすることをお勧めします。

 ✔️ 業種別審査事典:20,000円/巻(体験版

 ✔️ 業種別業界情報:25,000円

 ✔️ 日経業界地図:1,200円

 ✔️ 東洋経済「会社四季報」業界地図:1,400円

 

食事処

打ち合わせ拠点周辺のご飯屋さんを下調べしておくとメンバーから頼りにされます。昼食時間になってからお店を探し始めると、メンバーの食べたいものは何か、どこにどんなお店があるのかと、いきなり立ち止まって時間を無駄にしてしまいがちです。結局時間がなくなり会話もそこそこにご飯をかき込むだけになってしまうこともあります。休憩時間をメンバーと有意義に過ごすためにも、ここは人肌脱いでみてはいかがでしょうか。


事前準備

Wordスキル

実務補習中はこれが一番厄介でした。協会に提出する診断報告書はWord形式と定められています。仕事で普段からWordを使っている方も多いと思いますが、段落設定や細かいルールに合わせようとすると中々思うようにいかないものです。最低限下記機能を使えるようになっておくと良いでしょう。

 ✔️ 目次作成、見出しスタイル設定

 ✔️ 図表番号自動割付、目次作成

 ✔️ セクション区切り、ページ番号作成

 ✔️ 箇条書き、段落番号設定

 ✔️ エクセルの表、画像の貼り付け

 ✔️ 変更履歴の記録

 

情報共有ツール

 ✔️ Dropbox

インストール及びアカウント取得を済ませておきましょう。後述する「受講者心得」にもDropbox推奨を示唆する文言がありますし、指導員から指定されることもあります。また、PC環境によってはデータがリアルタイムに更新されないこともあるため、事前に対処方法やレスポンスなどを確認しておくと良いでしょう。

 ✔️ SNS(LINE、Facebook、Twitter)

必須ではありませんが、あるとメンバー同士のコミュニケーションがとりやすくなります。

 

ヒアリングスキル

ほとんどの実務補習で最初に行う工程で、全体の方向性を決めるとても重要なステップです。とは言え、傾聴・共感・気づきの誘発など、心理学やカウンセリングの領域にも通ずるスキルなので、簡単に習得できるものではありません。そのため、実務補習の反省点としてヒアリングをあげる人はわりと多いです。そこで、私が最近手にした書籍をひとつ紹介します。中小企業を対象にSWOTの引き出し方について実践的でわかりやすく書かれているので、ざっと目を通しておくだけでもヒアリングしやすくなるはずです。

 ✔️ SWOT分析 コーチング・メソッド:2,420円


持ち物

MustとWantに分けて書きました。MustのノートPCについては、やはりWindows+Officeが無難です。私のPCはMacでしたがMicrosoft 365を入れていたためほとんど困ることはなかったです。それでも最後の報告書マージの際は 文字化け や 図のズレ で少し手間取りました。Wantについては、すでに所有していてバッグやリュックに余裕があれば持っていて損はないと思います。

Must

 ✔️ 書類3点セット:受講申込完了通知書、実務補習テキスト、受講者心得

 ✔️ 筆記具

 ✔️ ノートPC:ネット接続、Word、Excel(MacならMicrosoft 365)

 ✔️ スマホ:乗換案内、訪問先地図、お店検索、ストップウォッチ、テザリング、写真撮影

 ✔️ 名刺:勤務先用と個人用(私は個人名刺を作っていませんでした)

 ✔️ Suica、PASMO:診断先企業訪問の移動がスムーズ

 

Want

 ✔️ USBメモリ:メンバー間やプリンタ機器とのデータ交換をする場合がある

 ✔️ HDMI変換アダプタ:外部モニタへの出力(Macユーザは特に)

 ✔️ ポケットWiFiまたはスマホのテザリング契約:会議室に無線がない場合や外出時に役立つ

 ✔️ A5ノートパッド:社長ヒアリング・現場見学時メモしやすい(A4だと邪魔になる)

 ✔️ 電源タップ・延長コード:最近のバッテリーは長持ちだがあると安心

 ✔️ 付箋:議論の整理に重宝する


私のブログ投稿は今回で最後です。約1年間、乱筆乱文ではありますが最後までお付き合いいただきありがとうございました。私自身が診断士活動を始めて間もないのですが、みなさんの今後のご活躍を心より祈願しています。

自己プロフィール

職業:会社員(製造業、機械系エンジニア)
年齢:40代
受験生期間:4年(令和元年2次試験合格、令和2年中小企業診断士登録)

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