本業に励む

みなさんこんにちは。銚子ケメ子@7回目で受かった、です。

2次試験お疲れ様でした。もうすぐ結果発表ということで、受験された方はハラハラドキドキの毎日かと思います。そんな落ち着かない期間ですが、今まで勉強のためできなかったことを思いっきりするのに良い時期とも言えましょう。家族サービスするも良し、昨今流行りの「鬼滅の刃」の漫画やアニメを一気見するも良し、サウナに好きなだけ入ってのぼせて倒れるも良し(良くない)。ですが、もし勉強のせいで本業の仕事を疎かにしていた期間がある方は、是非仕事に精を出して埋め合わせをしていただければと思います。

何故かと言いますと、1つには合格後、すぐに診断士になるための実務補習の申し込みが始まりますが、補習を受けるためには平日の休みを何日か取得しなくてはいけません。ということで、職場の周りの人の心証を良くした方が賢明かと思う次第です(?)。そしてもう1つの理由は(こちらが重要)、本業で得る知識やスキルを再確認することが、今後の診断士活動に役に立つと思うからです。

今後、診断士活動を行う際には、自身が持つ強みをどのように顧客である中小企業へ還元できるか、考えるようになると思います。その際、強みをこれから習得するより、今までの本業の仕事で得てきた経験を使う方が手っ取り早いのではないでしょうか。「金融関係の職場にいる」と言えば、財務に強いと思われますし、「IT関係の職場にいる」と言えば、システム関係の質問をされると思います。実務補習をしていても、ただ財務が好きな人と本業で日常的に顧客と資金繰りについて話をしている人では言葉の重みが違うな、と感じることがありました。皆さんが仕事で使う専門用語や、上司に提出する稟議書の書き方、社内でのプレゼンテーションの方法など、普通に行っていることが中小企業の社長さんにとっては普通ではなく、刺さることがよくあるのです。自覚していないけれども会得しているスキルの価値(企業経営経営論的に言うと模倣困難性)を意識しつつ、日常業務のブラッシュアップを図ってみてはいかがでしょうか。

社内資格の取得助成や面白そうなセミナーへの参加費など、会社が費用を払ってくれる機会があれば積極的に活用しましょう。新しいプロジェクトへの公募など経験を積める機会があればどんどん手を挙げてみましょう。思えば給料というお金をもらえて、かつ自己の能力を高めることのできる勤務先は我々勤め人の貴重な財産です。もし会社勤めをしていない、例えば学生や専業主婦の方でも、勉強や家事育児を本業と仮定し、効率的な時間配分や仕事の品質を高めることに心を砕くことは立派なスキルと言えるでしょう。必ず今後の業務に役に立ちますし、もし同じような境遇の若い社長やママさん社長に出会った場合は、共感と信頼を得ることができると思います。

要は無駄なスキルなどこの世には存在せず、与えられた場所で輝く努力をすれば、得る物も更に大きくなると考える次第です。ぜひ何か実践できることがあれば取り入れてみてください。

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