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令和2年度事例Ⅳ第2問設問2について

初めに

皆様、こんにちは。「AE86カローラレビンGTV」です。11月もあと少しです。12月11日の発表日まで二週間となりました。合格の場合、間髪を容れず口述の準備をすべきですが、万が一、不合格の場合、来年はどうするかを今から考えておいた方がよいと思います。学習を続けるのであれば、今のやり方(独学や予備校など)でよいのか、または一度学習を中断するか、などです。いずれにしても、方向性は早く決めておき、12月11日の発表と同時にスタートされたら如何かと思います。

今年の事例Ⅳについて

さて、今年の事例Ⅳにいて、受験生の皆様の再現答案を拝見する機会がありましたが、第2問でかなり苦戦された印象を受けました。他の予備校の解説動画では第2問は「捨て問」との位置づけでした。

第2問は配点が30点もあり、設問1と設問2に分かれています。設問1はCVP分析、設問2はCFとNPVの期待値でいずれも頻出の論点でしたが、過去問とはやや毛色が異なっていたため、解法が想起できないと時間をロスし、さらに計算量もあるため、手強い問題でした。

前回のブログでは設問1に付いて図解しましたが、今回は設問2の(a)について図解したいと思います。設問2は制約条件が1ページもあり、複雑そうに見えますので、「えっ!」と思い、後回しにした方も多かったと思います。

しかし、従来のように制約条件が設問中に記述されているのではなく、別ページに①、②、③の項目に分けて箇条書きで記述されており、落ち着いて読めば(これが難しいのですが)理解できたと思います。

さて、NPV問題の基本は、CIFとCOFの発生時期をきちんと把握し、各期のCFを計算することです。この制約条件の①(設問2の(a)に当たる)では広告宣伝費が20X2年の期首から発生しており、示された営業CFには広告宣伝費は含まない、とあるためCOFと考えられます。また、税率は示されていないため、広告宣伝費の節税効果も考慮する必要はなさそうです。さらに注意すべきは、「効果が出る場合」と「効果が出ない場合」では発生確率や投資期間が異なり、それぞれ投資期間終了時には資産処分によるCIFが発生しています。

これらの情報を元に「効果が出る場合」と「効果が出ない場合」を分けて下図に示しました。恐らくこの図を見れば大部分の方は容易にNPVを求めて期待値を算出できると思います。NPVの場合、図に描いて視覚化することでCIFとCOFのタイミングが理解しやすくなります(単位の百万円は省略しています)。

この問題はNPVや期待値などの基本的な知識や計算力はもちろんですが、設問制約条件の整理力も問うたものだったと思います。その意味では「難問」でした。

では、皆様の吉報をお待ちしております。時節柄、ご自愛ください。

 

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