2次試験当日の心構え

みなさんこんにちは。さるよせです。

2次試験まであと1カ月弱となりましたね。さるよせの2次試験前の投稿は、今回で最後になりますので、ちょっと早いですが、2次試験当日の心構えについて、お伝えしたいと思います。

2次試験当日の心構え

1.試験1週間前

・なるべく多く休みを取って、体調を整えましょう。

・2次試験当日の生活リズムに合わせましょう。

・当日の持ち物の最終確認をしましょう。

2.試験前日

・早めに勉強を切り上げて、リラックスしましょう。

・前日の徹夜や夜更かし、当日の早起きは、かえって問題を解くのに必要なひらめきの妨げに。そのため、試験開始時間にピーク持っていけるように起きてみましょう。

・でも眠れなくても大丈夫。それでも受かった先輩は多くいます。眠れないときは、めぐりズムなどをして目をつぶっていれば眠った感じになります。そして、いつの間にか頭がスッキリ!

3.試験会場

・当日は、自宅での検温、さらに、会場での検温があります。試験会場へは、少し早めに到着するようにしましょう。

・自分の席を確認したら、まずはトイレへ行きましょう。試験開始直前は、行列ができがちですので、行きたくなくても、念のため、行っておきましょう。

・自分の席に戻ったら、筆記用具、時計をいつもの定位置に置きましょう。

・受験票は、受験番号のシールの下に挟み込めば動きにくいです。または、受験票は動かないようにセロテープで貼って固定してもOK。

・携帯電話の電源OFFも忘れずに。

・残りの時間は、ファイナルペーパーやテキスト・問題集のふせんを見直してみて、最終確認をしましょう。たくさんの教材は重いですし、読み切れないので持っていかないこと。

・今まで、数カ月~数年、この日のためにがんばってきたので、緊張すると思います。試験会場で、自分の気に入った事例の与件や解答の写経をやってみると、緊張がほぐれます。頭で考えるよりも写経で手を動かして、ウォーミングアップ。

・試験会場は、例年と違い、コロナ対策で会場を広く余裕を持って使うことができます。

・事例Ⅱで電卓を使う問題が出題されたことがあるので、万が一のため、電卓は、事例Ⅰから用意しておきましょう。

4.試験開始直前(教材をしまってくださいと言われたら・・・)

・いよいよ始まりますね。

・緊張している・・・と思ったら、自分は「緊張している」と客観的にとらえましょう。また、目をつぶって、呼吸のたびに、おなかが動く感覚を感じてみましょう。そして、「大丈夫!できる!必ず合格!」とイメージトレーニング!

・事例Ⅰは、9時40分スタート。事例Ⅰからイメージトレーニングをしましょう。

・試験監督の「はじめてください」の合図から、これからやることを頭の中でシミュレーションします。

・一番最初にやることは、受験番号を必ず書くことです。

・まずは、問題全体を見渡して。。そうです。自分が準備してきた解答手順通りに、問題を解いていきます。そして、試験開始の合図があったら、まずは少しだけ時間をかけ、全ての問題をさらっと見てみましょう。

・最初に、自分がどういう順番で解答していくのかを決めます。第1問から順番に解き始める必要はないです。必ず、自分の得意な問題や簡単な問題から手をつけて、まず安心します。そして、難しい問題やボリュームがある問題は、一旦スキップし、他の問題を解き終えてから解き始めるのがセオリーです。

・このシミュレーションの最後には、「大丈夫!できる!必ず合格! 」と念じてくださいね。

5.試験開始(はじめてくださいと言われたら・・・)

・2度目の試験開始です。(さっき、頭の中で練習したのが1度目です。)

・見たことのない問題がでた!・・・そんな時にはまず、息をふうーっと吐いたり、ペンを置いたり、ペットボトルを飲んで一息つきましょう。

・あなたが見たことのない問題は、みんな見たことがないです。 なので、大丈夫!

・どんな問題であっても、基本事項(ひとつひとつの論点)に戻れば、どこか書ける箇所があります。

・ただし、あまり固執してはいけません。時には、とりあえずスキップする勇気も必要です。

・わからない問題が続いても絶対にあきらめてはいけません! どんな問題でも、とれるところを探していきましょう。

6.お昼休み

・疲れていても、何か食べると元気が出てきます。食欲がなくても、飲みゼリーを飲めば、元気が出ます。

・事例Ⅰ、事例Ⅱと力を出してきました。だいぶ疲れていると思います。次の事例Ⅲの準備より優先して、まずは体を休めましょう。ハンドタオルで目を覆って、うつ伏せになっての仮眠で、頭がすっきりします。

・特に目を酷使してきました。ハンドタオルで目を覆ったり、「めぐりズム蒸気でホットアイマスク」を着けて寝て、アロマの香りでリラックスできて、目もすっきり。

・目覚めたら、行きたくなくても、念のため、トイレに行っておきましょう。

・事例Ⅲからイメージトレーニングをしましょう。自分が準備してきた解答手順通りに問題を解いていけばよいです。

・次の事例Ⅲもその次の事例Ⅳもいける。絶対に大丈夫です。そして、「大丈夫!できる!必ず合格!」とイメージトレーニング!

7.思い出してほしいこと

・受験番号は何が何でも一番最初に必ず書く。緊張で舞い上がってもこれだけは、忘れないように!。

・解答らんを絶対に間違えないこと!指差し確認!

・必ず易しそうな問題から手をつけること!第1問から解く必要は全くないです。

・問題文の題意(解答要求)を確認しましょう。そして、問題のリード文はヒントの宝庫です。また、問題の構成も問題間の一貫性の観点で大きなヒントです。

・問題文や与件文を読んでいて、焦って頭に入らないときは、少しずつ、細かく区切ってよんでみましょう。

・難しいところは飛ばす。

・わからないときは、頭の中だけで考えず、実際に式や図を書いてみましょう。何か手掛かりがあるかも。

・パニックになったら、深呼吸・首をぐるぐる回す・ペンをいったん置く。とにかく一旦リセット。

・問題のとっかかりが見えないときは、いったん他の問題へ・・・

・最後まで、絶対にあきらめない! 1点でも多く、もぎ取るという強い気持ちを忘れないこと!

・前の事例ができなかったという後悔、次の事例ができないという不安は、以下のように、自分を客観的に見ると、気持ちが楽になります。(マインドフルネスのすすめ

「前の事例ができなかった」 ⇒ 自分は「前の事例ができなかった」と考えている。

「次の事例ができない」 ⇒ 自分は「次の事例ができない」と考えている。

8.最後にお伝えしたいこと

最後に、さるよせから2点お伝えしたいと思います。

(1)気を抜かない

現時点で、だいぶ仕上がっている方は、恐らく、80分よりも短い時間で解答でき、恐らく時間が余ってしまうのではないでしょうか。ただ、早く終わって、安心するのではなく、余った時間を有効活用して、最後まで、1点でも多く取れるよう、目一杯時間を使ってもらいたいです。

例えば、余った時間で、因果が薄い場合は、「~し」など1文字入れれば、因果をつけることができますし、「5S」と全角1文字書くだけで、点を積み重ねていくことができます。

(2)最後まであきらめない

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」(スラムダンク)のセリフは、まさにその通りだと思います。

さるよせは、令和元年度事例ⅣのNPVの問題で、税率0.3のところを、0.4を使ってNPVを計算してしまいました。そこで、「くそーっ」と大きな声を出してしまったのですが、それが自分を鼓舞することになり、正しい税率で再計算を行い、最後まであきらめませんでした(周りの方ごめんなさい)。

なりふり構わず何でもよいので、とにかく当日あきらめないで、全ての力を出し切っていただきたいと思います。

9.本当に最後。。

みなさんは、これまで、飲み会のお誘いを振り払い、朝早起きし、夜遅くまで眠い目をこすりながら、勉強をされてきたと思います。2次試験当日に、そのみなさんの努力が最大限に生かされるように、精一杯全力をつくしていただきたいと思います。

 

みなさんの合格を、お祈りしています。

最後までがんばれっ!

大丈夫!できる!必ず合格!

 

きょうはここまで。

さるよせでした。

 

 

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