試験会場が遠い方へ

こんにちは。たねがしまです。
自身が北関東住まいである旨を幾度か申し上げていたかと存じます。今回は、自宅から試験会場まで距離がある方へ、前日の過ごし方について述べたいと思います。

 

前泊しましょう

 

交通網が発達している現代、朝のうちに試験会場となる大都市に入ることは可能ではあります。しかし、自宅と目的地の2点間をつなぐ交通手段を見返してみると、少々心細いことは否めません。新幹線&在来線(辛うじて複線)が生命線であり、社内迷惑行為、線路上の事故、何かのはずみで大幅にダイヤが乱れ、河川が増水しようものなら不通になり、目的地到着が難しくなります。

そもそも、こうした心配を抱えていること自体、これから始まる5時間もの2次試験当日のメンタルとしてふさわしいものではありません。北方から首都圏に向かう際、大宮で感じる安心感(埼京線、京浜東北線に乗り継げる、タクシーも選択肢に入ってくる)に心当たりのある方は、試験当日、必ず試験会場に到着できる場所に、前泊することをお勧めします

 

宿泊場所に注意しましょう

 

宿泊場所には多くの選択肢が挙げられると思います。条件としては、①試験会場まで交通手段がシンプル(乗り継ぎ無し、あるいは徒歩)②周辺環境が比較的静か(遅くまで開いている繁華街から距離を保っている)③快適な滞在が期待できる(価格勝負で冒険しない)、ことなどに配慮いただくよろしいかと思います。

特に注意したいのは、周辺環境のなかでも地下鉄や道路などの工事状況です。JR飯田橋駅近くの目白通り沿いに宿をとったある受験生の体験談では、試験会場も確認して翌日の支度を済ませ準備万端のうえ、入浴ののちすっかりリラックスしてベッドに入ったのも束の間、宿のすぐ前で地下鉄の改修工事が始まり、朝方まで重機の活躍する音に悩まされたそうです。地方都市に比ぶべくもなく大都市圏の交通網は発達しており、これに相関する形で工事も多いことを認識しておくべきと存じます。

Webサイトで宿を予約される方が多いと思いますが、申し込む前に、一度候補の宿に電話して、周辺の夜間工事予定を確認しておきましょう。また、東京入りの方におかれては、東京都建設局のWebサイトに工事予定が掲載されているので、こちらの情報も併せてご参考になさってみてください。

▼東京都建設局 道路工事情報
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/road/information/info/index.html

 

前日に会場まで行ってみましょう

 

宿の最寄り駅に降り立ち宿に到着したら、チェックインする前に踵を返して試験会場まで向かいます。翌日試験会場に向かう際には、チェックアウト後で荷物を携帯したままとなりますので、その重量と距離感を把握し、場合によっては駅のロッカーを使って何を持ち運ぶべきかをシミュレーションしておきます。あまりに辛そうでしたら、宿に相談して荷物を預かってもらいましょう。翌朝の朝食の採り方、昼食を手配する場所・品物も検討しておくとよいです。

会場近くに滞在し、会場まで往復して道のりを確かめられたことで、小さな安心感が芽生えていると思います。この心持ちを大切に、十分リラックスして宿の滞在をお過ごしください。様々な記憶や思いが去来するかもしれませんが、まずは就寝することです。そのためにも前段の宿の立地については、ご配慮いただくことが望ましいです。

 


 

試験前日、緊張でなかなか寝付かれないこともありますが、身を横たえ、目をつぶって静かに過ごすことで休息は取れます。ある程度寝不足でも、試験当日の緊張感が集中力を向上させ、アドレナリン多めで乗り切ることができると思います。ただ、眠いのに音に悩まされるというのは本当に、、つらいものですので、宿泊する場所については、十分留意していただくことを、切にお願いいたします。

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