2次試験後の対応(再現答案作成・得点開示請求)

こんにちは、ジャータンです。今週1次試験の合格発表がありましたね。合格率はR1年度の30.2%を更に大幅に上回る驚異の42.5%!ほぼ2人に1人は合格と言っても良い数値で、”1次試験とは言え、もはや難関資格ではない”とさすがに私も驚きました。とは言え、診断士試験の本当の難しさは2次試験の対応にあり、また今年についてはライバルが増えたことになるので、ここからが正念場です。2次試験に向けモチベーションを更にあげ、気を緩めることなく最後まで駆け抜けて下さい!(と言いつつ、自分にプレッシャーをかけ過ぎない様に、適度に休んだり、リラックスすることは必要なので、無理はしない様に・・・)

この流れからいくと、2次試験迄の勉強方法や過ごし方につき記載するのが適切かもしれませんが、今回は少し早いものの、皆さんがプレッシャーを乗り越えて、無事2次試験を終えた後の対応について書かせていただきます。

まずは何を差し置いても再現答案の作成ですね。と言いつつ、私は2次試験を3度(H29・H30・R1)受験しましたが、1度目(H29)は再現答案の作成すらしませんでした。知っていてやらなかったというより、意識としてあまりなかったのが正直な所です。しかし、不合格が決まり来年度に向けての勉強を再開する中で、各スクールのH29年度2次試験模範解答を参照する際、今更ながら再現答案を作っておくべきと反省しました。既に記憶が曖昧だったこともあり、反省はしつつも結局作らないままでしたが・・・。

2度目(H30)は前年反省も踏まえ再現答案の作成はしたものの、厳密に文字数まで意識することなく、 “こういうニュアンスの内容を記載した”のやや備忘録的なものでした。試験の数日後に作成し、答案に記載した内容を正確には覚えていなかった為です。と言うことと、解答自体にもあまり自信がなかったこともあり、各スクールに採点依頼をすることもありませんでした。各スクールの模範解答と照らし合わせて、“ニュアンス的には大体合っている”と自分の気持ちを落ち着かせていましたが、結果は事例ⅠでD判定の惨敗。やはり大体のニュアンスという曖昧なものではなく、それをどう採点者に伝わる様に表現できたかまできちんと振り返らないとダメだな、しかも自己評価ではなくスクールの先生に客観的に評価いただかないと、と2度目の反省。

3度目(R1)の2次試験時は、飛び石連休で翌日有給休暇をとっていた為、試験当日とその翌日で初めてまともな再現答案を作成しました。それでも試験当日は時間的に追い詰められて何とか書ききった設問もあった為、設問によっては記憶が曖昧で再現性の低い解答も1~2問ありましたが・・・。また、作成した再現答案は採点サービスのあるいくつかのスクールにメール送信しました。その主な狙いは、3度目の2次試験も正直な所手応えがなかったので、もしまた不合格だったとしても本試験の評価に1番近い評価をしたスクールで次年度学ぶ為の選定・判断材料とすることです。理由は、お分かりの通り本試験の試験官に近い採点・評価基準を有していると判断できる為です。結果は下記の通りです。

 

                               事例Ⅰ  事例Ⅱ  事例Ⅲ  事例Ⅳ

スクール●●    B     B     B     A

スクール◇◇    A     A     B     A

スクール▽▽     D    B     C     A

 

本試験       A    B     A     A

 

もう1校得点ではなくコメントでフィードバックいただいた所もありましたが、合否ギリギリの判定をくれたのはスクール◇◇のみで、後は総じて“合格は難しい”の評価でした。

ここで改めて感じたことは、“事例Ⅳはともかく、Ⅰ~Ⅲはスクールによって採点・評価はかなりバラつく”ことと、“各スクールの採点が厳しい結果でも合格判定となることはあり得る!”ということです。是非皆さんも2次試験受験後は、極力早目に再現性の高い答案を作成し、複数スクールの採点サービスを受けられてはいかがでしょうか。但し、各スクールの採点結果に一喜一憂し過ぎることのない様に。

もう1つ対応が必要なのは、これは合格発表後となりますが、得点開示請求です。恥ずかしながら私は中小企業診断協会の文書が読解しきれず、得点開示請求をするタイミングを少し迷ってしまいましたが、言うまでもなく正解は“口述試験を受ける方の発表日”や“口述試験日”後ではなく、あくまでも“2次試験合格発表日”以降です。こんな所で迷ってしまうのは、私くらいでしょうね・・・。

暑い日がまだ続くかとは思いますが、体調管理にはお互いに気をつけて、実りある秋を迎えましょう!引続き合格に向けて頑張って下さい!

NO IMAGE
本ブログの更新情報を配信しています!
>中小企業診断士2次試験対策専門校「AAS東京」

中小企業診断士2次試験対策専門校「AAS東京」

私たちは大手受験校ではありません。
2次試験に特化した指導を得意とする、少人数制の専門校です。
創立以来、どうすれば2次試験に効率よく合格できるのか、 このことだけを追求し、研究してきました。その結果得られた答えは・・・

CTR IMG