4分10点ルール

皆さんこんにちは。銚子ケメ子@7回目でようやく受かった、です。

1次試験の結果発表が8月25日にあるということですが、1次試験は解答が公表されていますので、マークミス等がない限り自己採点でおおよその合否がわかると思われます。合格しただろう、という人は2次試験への勉強を続けましょう。当落線上の方も得点調整の可能性がありますので、同じく二次試験の勉強を行いましょう。

さて、2次試験にかなり苦戦した私が皆さんに披露できるノウハウなどほとんどないのですが、今日は1つだけ参考になればとお話しいたします。

2次試験の問題を解くに当たって時間配分に苦労している方は多いのではないでしょうか。「時間通りに終わらない」とか、「1つの問題に時間をかけすぎて、終了時には解答用紙も頭の中も真っ白だった」というような経験はありますでしょうか。かくいう私も、

「30字で答えよ」という設問に「短いから簡単だろう」と取りかかったら案外苦戦して30分経過していた

とか、逆に

「200文字で答えよ」という問題に30分かけて他は殴り書きしたら最低点を叩きだした

など、時間配分の失敗は枚挙にいとまがありません。

受験生時代、うまく点を取るにはどうしたらいいだろうと考え続けていました。パッと見て重要な問題かどうかを見分ける方法が分かればそこに集中して時間と労力をかけられるのに、と。

結論として

文字数で判断するのではなく、配点で判断するのが良いだろう

という事に落ち着きました。そこで私が考えて自分に課していたのが「4分10点のルール」という物でした。具体的な方法はこんな感じです。

 

  1. 問題用紙の配点を見る。
  2. 4分10点のルールに基づき、設問に解答する時間を配分し、解答用紙の設問ごとにメモする(例えば配点が20点だったら「20÷10点×4分=8分」なので「8」と書く)
  3. 設問文及び本文(与件)を読んで考える
  4. 試験開始から35分経過した時点で、設問ごとに解答用紙にメモした時間内で問題を解く
  5. 残り5分で誤字脱字の見直しをする

 

つまり事例Ⅰ~Ⅲをすべて「考える時間35分+書く時間40分+見直しなどバッファで5分=80分」という形で解くために、書く時間40分を配点で按分したわけです。なお事例Ⅳは与件の読み込みが不要なので倍の「8分10点ルール」にして問題を解いていました。

こうすることで配点が低い問題に無駄に労力を費やすことなく時間配分ができるようになったかと思います(そうはいっても何を書いていいか全くわからず天井を見上げるだけで時間が過ぎていく問題もありましたが……)。

配点が高い問題は作問者が重要と思っている確率が高いので、日頃からどういったことが強調されやすいのか、配点の高い過去問を重点的に解いてみるのもいいかもしれません(ただし、事例Ⅳにあるのですが、まれに他の問題が難し過ぎて下駄を履かせるために記述問題にやたら高い配点がついていたりすることもあります……そういうときは藁にもすがる思いで部分点狙いでマス目を丁寧に埋めましょう)。

これから模試など続くと思いますが、配点に気を付けた時間配分を行い、ご自身のベストを探してみてください。

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