一次知識は大切です

初めに

皆さん、こんにちは。「AE86カローラレビンGTV」です。先ずは一次試験、本当にお疲れ様でしたいろいろな思いがあると思いますが、ここは気持ちをスパッと切り替えて二次試験学習に集中しましょう。いくら思い悩んでもマークシートの修正はできません。今、自ら出来ることは10月25日の二次試験に向けた学習です。

とは言っても一次試験の結果は気になります。正解は協会からすぐに発表されますから自己採点も可能ですし、いくつかの予備校では自分の解答を入力すると合否を判定してくれます。ただし、一次試験は難問で得点が伸びず合格者数が不足する場合、いわゆる「下駄」を履かせて合格者数を調整する加点処理を行います。また設問自体が成立しない没問による加点もあります。合格ラインに達していないからと云って落胆するのはまだ早いですね。

二次試験学習について

二次試験学習の王道は過去問を解くことですが、同時に一次知識の復習と定着も行えば効果的です。TBCの二次テキストに付属する「抽象化ブロックシート」は一次知識の定着・活用に有効で隙間時間でも学習できるためお勧めです。

最近の二次試験は数年前とは明らかに傾向が変化しています。以前であれば与件のキーワード抜き書きでも対応できましたが、最近は与件や設問情報から一次知識を想起し、それを基に与件情報も加味しながら解答を構成するタイプの問題が増えています。

例えば令和元年度の事例Ⅰの第5問では「A 社長は、今回、組織再編を経営コンサルタントの助言を熟考した上で見送ることとした。その最大の理由として、どのようなことが考えられるか。」でした。漠然とした答えは判っていても、きちんと根拠を明記し、因果で解答を書くのは難しいと思います。しかも与件には「これだ!」と云うキーワードがないのです。そこでA社の組織構造である「機能別組織」のメリットである「中央集権」、「迅速な意思決定」などが想起できれば、与件や設問情報も活用しながら解答が書けるはずです。

最後に

10月25日の二次試験まで約3か月半です。この時間を大切にし、本番当日に気力も体力もピークに来るように模試などのイベントも組み込んだ学習計画を練り直しては如何でしょうか。毎日の健康管理には充分にご留意ください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次