ビギナーズラック

読者の皆さま、こんにちは。
AAS東京の渡邉です。

一応毎回自己紹介をしておこうと思うのですが、
私は現在岡山県で、父親の経営する会社で後継者として経営に携わっております。
一方、診断士としての活動もしており、経営を通じて得られた知見を他社の支援に活かし、
そこで得られた気づきをまた自社の経営にも活かすということを目指しております。

さて、来週はいよいよ1次試験ですね。1人でも多くの読者の方が合格されることをお祈りしております。

普段は皆さまが試験勉強で学ばれている知識が実際の経営現場でどう使われているか、ということを
ブログでお伝えしていますが、今回は試験勉強寄りの話をさせて頂きます。
(1次試験は私の中で遠い記憶になってしまっているので、2次試験についてのお話をさせて頂きます)

テーマは、「ビギナーズラック」です。
「ビギナーズラック」とは、何事においても、「初めてやる事は何となく上手くいく」、という
ことですね。

サイバーエージェントの藤田社長が、『運を支配する』(幻冬舎新書)という本で、
「ビギナーズラックが起きるのは、最初は物事をシンプルに考えているからだ」という趣旨のことを
おっしゃっていました。

「最初はシンプルに考えて動くから上手くいく、下手に知識がついてあれこれ考えだすと失敗する」、
まさしく、私の受験生時代がそうでした。

私は2回目の2次試験で合格をしたのですが、GW頃までは成績が良かったのです。しかしその後試験直前まで低空飛行。
AASのアウトプットでも常に下から数えた方が早い、という位置にいました。
GW前よりも勉強時間は増えているし、周りと比べても勉強時間が少ないということは無い、それでも勉強すればするほど成績は落ちるという状態で、パニック状態でした。

今から考えれば、GWまでは余計な知識が無かったため、素直に与件から根拠を拾えていたのだと思います。
その後知識がつき、余計なことをあれこれ考えてしまい、成績を落としていたのだと思います。

私は幸いにも、10月のAAS最終講義で自分の問題点に気づくことができたので、少しの修正をしただけで成績は再浮上し合格を勝ち取ることができました。(具体的には、解答に与件の言葉を入れる、というトレーニングを最後の1ヵ月で行いました。)

私が考えるに、2次試験において「物事をシンプルに考える」とは、与件に書かれていることのみを客観的事実として考える、ということです。現実の世界ではどう、とか他の事例問題ではこうだった、等あれこれ考えだすと必ず失敗します

AASで講師をさせて頂き、多年度生の方ほど複雑に考えてしまう傾向が強いと感じています。

皆さまも是非、シンプルに考えられているか、振り返ってみてください。
どうしてもそれができなければ、AASでやり方を教えてくれますので門をたたいてみてください笑。

それではこの辺で。

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