合格までの道のり「夏休み以降試験直前まで」

皆さんこんにちは、“海と麦酒”です。
今回は、夏休み以降をどう過ごしたかをお話します。

前回述べたように、7月中旬の10日間の夏休みは満足のいくものでした。
夏の天王山を乗り越えて、さあ次はどうしよう、そんな気分でした。

早速やってきたのが、8月の中小企業診断士1次試験です。

1年前の1次試験合格が有効な為、今年は1次試験を受けなくても2次試験は受けられるのですが、
もし今年も2次試験に落ちた時の保険の為、1次試験を受けることにしていました。
ちなみに、AAS受講生で、2次試験受験有資格者もほぼ全員受けていたと思います。

ただし、7月の夏休みは2次試験の勉強に費やしたので、1次試験の勉強は
夏休み明け平日、及び2回の週末で、合わせて20時間程度しか勉強できなかったので、
何個か受かれば儲けもの、というスタンスで受けました。受験生の皆さんも「転ばぬ先の杖」
ということでゼロ勉強でもよいので1次試験を受けることをお勧めします。
(2次試験時に、もし落ちたら翌年は一から出直しだ、というプレッシャーを力に変えられる人は別ですが)

結果は、経営情報システムは既に応用情報技術者に合格しており受験免除を申請、
実際受験した6科目中、3科目合格、3科目不合格でした。財務・会計で点数が稼げて
平均点合格までもう少しだったので、自己採点時は10時間くらい余計に勉強すればよかったと
少し後悔したものの、ここで“運”を使わなくてよかったと思いこむようにしました。

1次試験終了後からは、主に下記を行いました。

①意思決定会計講義ノート(通称「イケカコ」)
AASの講師の先生からも入塾当初から勧められた本です。1~3月時点では難しすぎ、半年以上放置していました。主な市販問題集、過去問が終わり、事例4は他にすることがなく、ついに「イケカコ」に到達したことに感慨がわきました。ただ、ページ数は少ないが、難解な箇所も多く、AASで教えて頂いた優先順位の高い順から終わらせていきました。

タスクの極小化とでも申しましょうか、イケカコを実際破って5つ程に分解して、なんとかやる気を維持しました。8月初旬から始めて9月半ばに完了と想定よりだいぶ時間がかかりましたが、受験までにやるべきことは終えた感あり、事例4は、過去できなかった点や理解があやふやな点を潰し、ケアレスミスをなくす、という状態になりました。9月半ば頃から、漸く点数も上向きになり始めました。

②過去問(事例4以外)
これは夏休みからの継続で、年度を更にさかのぼっていきました。
日別の進捗管理表を作成し、予定と実績の差を確認しながらの毎日を過ごしました。

当初は1日1事例を目標にしたものの、実際は3日で1事例、毎週2事例程度の進度でした。
2次試験までに全事例を終わらせたい欲が出てきましたが、終わらせることが目標ではなく、
模範解答と自分の解答との差、足りない部分に気づくことが目標であると言い聞かせ、
1事例、1事例をしっかり消化していきました。

③過去やってきたことの総復習
AASの講義・GW合宿・直前合宿の配布資料・オリジナル問題、以前解いた過去問、
テキストをじっくり何度も復習し、弱い部分や忘れていた知識の穴埋めをしました。

④AAS及び他校開催の模試に参加
AASのオリジナル問題に慣れてきたので、傾向が違う他校の問題を解くのもよいのではと思い、
AAS含めて計3校の模試を受けました(内、1つは自宅受験)。AASは好成績でしたが、
それ以外は全受験生の真ん中程度(いわゆるC判定)で、イマイチでした。
本番に向けて、時間感覚や緊張した中での現場対応を経験できたのはよかったです。
尚、事例4は8月以降余り新作事例を解いていなかったので、それも経験できてよかったです。

⑤AASのWEB講座聴講を毎日継続(これは以前からずっと継続)

以上です。

②で、過去問の全事例制覇を諦めたおかげで、③の復習にじっくり時間をかけることができ、
これにより、しっかりとした土台ができた気がしました。10月に入り、模試を受けた時点で、
点数的には不満足でしたが、少しずつ自分の型が出来上がっていく気がしました。
また、体調管理にも気を遣い、深夜までやるより早く寝る、を心がけました。
2次試験日までのカウントダウンが始まって、早く終わってほしい気持ちと
もっと勉強する時間がほしい気持ちが交錯する、久々の受験生気分を味わいました。

今日のところはこの辺で。次回は、本番に向けて工夫した点を述べたいと思います。

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