R01年度事例3(得点 65点)

第1問(配点20点)

強みは、①多くの製品や部品の最終工程である熱処理の設備を有していること、②素材や形状による温度管理など特殊な技術の蓄積、③資格を持つベテランの存在、である。

第2問(配点20点)

効果は、①初の量産による規模の経済性で効率向上・コスト低減、②X社以外の増産に向けたノウハウ蓄積、である。リスクは、①X社への依存度増加、②材料の欠品、③設計・製造の人員不足と負荷増大、である。

第3問(配点40点)

(設問1)

新工場の在り方は、①凡用ラインを有しX社以外向けの量産を目指し、②作業標準化・マニュアル化で技能承継と向上を図り、③効率的な工程と最適な新規設備による高い生産性を有することで、今後の更なる成長と技術向上に繋げる存在、である。

(設問2)

必要な検討は、①機械加工と熱処理の生産計画一元化、②後工程引取方式に適したレイアウト、③月ごとの日程計画の中長期化、④材料の納品タイミングをX社向けのみ短縮、⑤対応のための作業者教育と技能標準化、である。これらにより、高品質の維持、生産効率化、材料欠品防止を図る。

第4問(配点20点)

戦略は、①営業部門設置による営業力強化、②凡用ライン化、作業標準化、生産性向上、作業教育を徹底した量産体制の確立、③X社との取引ノウハウを生かした効率化・システム化推進、である。これらにより、新規量産受注し、売上向上とリスク分散を図る。

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