STAND BY ME

こんにちは。「関東多摩三郎」四段目の登場です。

 

いつも映画に関係するタイトルをつけているのですが、今回は特に悩みました。学習・受験に役立った道具について述べたいのですが、なかなか繋がるタイトルが見つかりません。結局、道具といえばドラえもん。ドラえもんの映画といえば、「のび太の~」で無く、「STAND BY ME ドラえもん」。STAND BY MEには、「私を助ける」という意味もある。ということで、私の試験勉強を助けてくれた有形無形のこだわりの道具について述べたいと思います。(#無理やりこじつけています。すみません。)

 

1.ノート

(1)ナカバヤシ ノ-A401S [スイングノート A4 5mm方眼 40枚]

 こちらのノートは2次試験与件・設問文の写経に使いました。2次試験の与件・設問文は、1つのページで1行最大38文字・29行あります。これを同じようにノートで再現しようとし色々探したら、このノートに辿り着きました。このノートは1行で42マス、縦が60マス(うち1マスは3mm程度)あるので、左右2列ずつ余らせて、上下に1行余らせ1行おきに書くと丁度収まりました。ちなみに写経はGW明けから1日1段落程度実施していました。正直、写経の効果のほどは何とも言いようが無いのですが、GWまで受験勉強を中断していた自分にとっては2次試験の感覚を取り戻す良いリハビリになったと思います。

(2)コクヨ ス-15BN フィラーノートA4 中横罫2穴マージン罫入

こちらのノートは講義や気づきなどのメモに使用しました。メリットは、
①行の高さが本番のマスに近い
②左3cmくらいのところに予め縦の罫線が引いてあり、見出しと内容を分けて記述し易い。
③ミシン目と2穴があり、後から整理がし易い
などがあります。

 

2.イヤホン

(1)SONY MDR-EX31BN

隙間時間に診断士試験関連の動画を視聴する際に使いました。選ぶ際の条件として、
・洗濯物を干しながらでも視聴できるよう、スマホとイヤホンを分離できるBluetooth機能付き
・電車等の騒音を打ち消してくれる、アクティブ・ノイズキャンセリング機能付き
のイヤホンを探していました。アクティブ・ノイズキャンセリング機能とは、ノイズ音の波(位相)に対し反対の波を出して打ち消してくれる機能です。この機能があると、地下鉄の中でもあまりボリュームを上げずに聞くことができます。当時は、アクティブ・ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンが少なかったのですが、最近は、AppleのAirPods ProやSonyのWF-1000XM3(2020年購入)など、様々なアクティブ・ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンが各社から数多く発売されています。値段は安いもので1万円以下、高いもので3~4万円くらいします。価格からして簡単に買えるモノでは無く、選ぶ際にはどうしても慎重になってしまいますが、試験後も電車の中で録画したTV番組や映画など見ることができる、長い付き合いなるものなので、個人的には3万円くらい出す価値はあるかなと考えています。

 

3.スマホアプリ(動画再生)

(1)MXplayer

 通勤時間に診断士試験関連の動画を視聴する際の動画再生アプリとして使用していました。無料版があり、倍速再生機能(25%~400%)が充実していているからです。動画再生アプリとしてはVLCも有名です。VLCはパソコンでも使えます。自分としてはMXplayerの方が使い易かったので、こちらを推しております。
昨年AAS東京では、再現答案を得点開示した点数と併せて送付すると、「みんなの再現答案」と称し匿名で公開されるかわりに全員の特典付きの再現答案データと解説動画が無料で頂くことができました。その解説動画は、高得点答案と低得点答案の対比から、何に点数が入ったか/入らなかったかなどを解説していました。高得点答案や高得点のポイントに浸ることで高得点者の思考プロセスに近づけるかもと考え、その解説動画は二桁回数まで何度も何度も視聴しました。ただ何回も聞いているとだんだん内容を覚えてくるので、スピードを上げて聞いていました。最後は2.5倍(250%)くらいのスピードで聴いていました。今回合格できた要因の一つとして、間違いなくこの動画のお陰と考えています。

#今年はどうするのだろう!?

 

(2)Video&TVSideView

こちらはブルーレイ・レコーダーに録画し、スマホにダウンロードした動画の再生に使ったアプリです。MXplayerで再生できないため、使い分けていました。実は受験生時代は別のアプリを使用していたのですが、こちらの方が安定しているのでおススメです。ポイントは、倍速再生機能(0.7倍・等倍・1.3倍・1.5倍・2倍)がついていて、合わせてCMスキップが出来ることです。Xperiaですと無料ですが、他のスマホは有料(500円)になりますのでご注意ください。

 

4.4KPCモニタ

(1) フィリップス276E8VJSB/11

 このモニタはモニタでも4Kモニタです。4Kとは、解像度(横×縦)が3,840×2,160となっています。4Kや8Kでない通常のTVやパソコンモニタの解像度が、フルHDと呼ばれる規格で1,920×1,080なので、4KはフルHDが4画面繋がったイメージです。これだけ大きいと、A4用紙サイズが2枚重ねる必要がないイメージなので、ワードとエクセルを同時に開いて、ワードからエクセルに転記したりする作業が効率よく出来ます。ワードやメールでやり取りした内容をエクセルへまとめていくのに、画面を重ねずに出来るのでとても捗りました。
また、
・パネルの種類にIPSという規格を使いとてもきれい(と言われている)
・表面処理が非光沢(ノングレア)処理で長時間画面を見ていても目が疲れにくい
・ブルーライトカット機能がある
・価格が安い
といった理由でこのモニタを選びました。

 

5.電卓

(1)カシオMV-220W

 この電卓は計算画面が2つあるので、M+などの機能が無い代わりに、メイン画面以外にもサブの画面に値を保持しておくことができます。普通の電卓のメモリー機能を見える化してくれるので、途中、不安になることなく計算ができます。この電卓のデメリットはM-の機能が無いことです。計算途中で負の値を入力するのは少し手間なので、最初か最後に計算するようにしていました。
また2次試験の案内で、2画面は禁止とは制限されていないものの監督員が適合しないと判断されるリスクはあります。幸い過去4回受験した中では一度も指摘されたことはありませんでしたが、万が一使用を禁止されても大丈夫なように通常の電卓も予備で用意し、こちらの電卓でも十分に叩き使い慣れておきました。
メモリーの中が見えるというメリットが上記のデメリットより大きく、結局この電卓を本番で使用していました。

 

6.25cm定規

(1)方眼溝引き25cmスケール

 事例Ⅰ~事例Ⅲで、自分は解答骨子を問題用紙の余白に書くスタイルに落ち着きました。その余白には、設問を横軸・レイヤーを縦軸にしたマトリックスを作り該当する所に解答骨子を埋めていきます。そのマトリックスの罫線を引くときにこの25cm定規が役立ちました。問題用紙は1ページがB5サイズで、縦が25.7cmあります。マトリックスを作る際、1回で線を引きたいのですが、30cmの定規では与件の段落ごとにも線を引く際に長過ぎて不便を感じます。そこでこの定規は、余白も合わせると丁度25.7cmあり、丁度1回で線を引くことができました。25cmの定規は方々探しもう1種類あったのですが、こちらは数ミリ不足しました。自分としてはこの定規がベストでした。

 

まとめ

  一般に、「弘法は筆を選ばず」といいます。しかしこれは本当に才能がある人で、それほど学習しなくても一発で合格するような人達だと思います。私のように5回も受験する人は、合格へ向けて自分に合った様々な道具を試し、道具にも合格を手助けしてもらうべきだと思います。プロ野球でいえば、王貞治さんやイチローさんのみならず多くの方が道具にこだわりを持っていました。
前回ご紹介したノムさんはこんなこと仰っていたようです。
【格言】 進歩とは、 変わることである
成長を阻んでいるものは、もしかすると変化を受け入れない自分自身かもしれない。目の前の現実を好転させるには、まず、自分自身が変わるしかないのだ。どうしても変われない選手たちには、道具を替えることをすすめた。道具を替えれば、否応なく、変化を意識するよう少しずつ働きかけることができるからである。
是非今のうちに合格をアシストしてくれる道具に出会い、二次試験前には自分の型が固まっていることを祈っております。
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