R01年度事例3(得点 57点)

第1問(配点20点)

強みは、①創業当初からの重要な基盤技術である金属熱処理の蓄積された技術力、②熱処理装置等の設備投資負担に耐えられる資金力、③顧客要求に対する実行力である。

第2問(配点20点)

効果は、①量産設備による生産性の効率化と、②通信回線を用いた電子データのシステム構築化で、リスクは、①量産ノウハウがなく設備が立ち上げられないこと、②生産管理が複数となり、現場の混乱を招く点である。

第3問(配点40点)

(設問1)

新工場計画についての方針は、①量産設備の汎用ライン化②レイアウト計画と省人化③作業方法の標準化である。新工場は、①汎用性の高い設備の導入、②レイアウト設計の最適化と自動化、③作業方法のマニュアル化と共有を図るべきである。

(設問2)

①生産計画面は、機械加工部と熱処理部が別々に立てている月次計画を、全社的な短サイクルでの計画への変更、都度発注の材料をまとめ発注で発注工数の削減である。②生産統制面は、量産工程に対する進度管理、現品管理、余力管理の最適化である。そして、それぞれの実現性の検討が必要である。

第4問(配点20点)

C社の戦略は、新設備を用いた多角化戦略である。具体的には、①熱処理のみの既存顧客に、機械加工も合わせたセット提案を行って高付加価値化を図り、②営業部門への注力で、市場開拓と新規顧客層への提案営業を実行する。

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