1次試験という関門

こんにちは。AAS東京卒業生の盆栽イチ朗です。本日のテーマは、「1次試験という関門」です。

先日の新聞に中小企業診断協会の1次試験広告が掲載されていました。今年度の1次試験は例年より一か月ほど早く、7月11日(土)、12日(日)、受付期間は既に始まっており、4月1日(水)から5月8日(金)までですね。本日は、1次試験に関して思うことを私自身の幾度かの受験経験から綴ることにします。

1.今にして思う1次試験とは
先月、私は診断士登録に向けた15日間の実務補習を終えました。6名のメンバーで指導員、副指導員の指導のもと、実際にある会社を訪問し、現状分析、課題設定、改善提案を行ったのですが、1次試験で学習したことが実務にも役に立つことを実感しました。

前述の1次試験広告には、「中小企業支援法に基づく国家試験」、「中小企業をサポートするスペシャリスト」、「中小企業診断士」、という見出しが目立っていました。昨年度の1次試験案内の冊子をめくってみますと「試験の目的」の箇所に、試験は「中小企業支援法」第12条に基づき実施されること、中小企業診断士となるのに必要な学識を有するかどうかを判定することを目的とし筆記の方法により行う旨が記載されています。なお、「中小企業支援法」第12条には、経済産業大臣は、中小企業の経営診断の業務に従事する者の資質の向上を図るため、中小企業の経営診断に関する必要な知識についての試験を行う、他が記載されていています。

勿論、現実は学習により得た“学識”が全てそのまま当てはまるわけではありませんが、診断助言を行うにあたり基礎となる1次知識は必要なものである、と1次試験の意義を感じています。

2.受験する・しない、の選択
当然ですが2次試験の受験資格のなし・ありにより選択肢が異なりますね。

(1)2次受験資格「なし」
初めての受験や1次試験科目合格、2次試験に2回不合格となるなど、2次受験資格なしとなれば1次受験をすることになります。複雑なのは1次試験の科目合格の場合です。私は科目合格で躓いたことがありまして、残り3科目になった年、3科目受験し1科目不合格を残し、2年前合格の2科目もまた来年受験することになったという悪循環に苦しみました。正解はないのですが、敢えて経験から申しますと、7科目受験がベスト、最低でも5科目受験がベター、と考えています。2,3科目受験の場合、その年の当該科目の難易度による影響を受けやすいと思います。

(2)2次受験資格「あり」
1次試験を受験するもよし、2次試験に専念するもよし、だと思います。いわゆる多年度受験生であった私の場合は、最終的には1次試験7科目を受験、合格した年の2次試験に合格できました。経験からひとつ言えることは、2次試験には1次試験の知識を使えることが求められ、さらには合格後の実務補習においても1次試験の知識は役に立つ、ということです。

3.本試験に向けて
今の時期からと言うよりも年間を通じてのことですが、私は「心・技・体のバランスをとる」を心掛け、実行していました。

心:本試験3か月前となる今頃からは直前期として、相当に根詰めて学習することになると思います。そのような中でも、買い物に出かける、子供と遊ぶなど、ちょっとした息抜きは“心”を保つためには必要だと思います。

技:過去問重視と決めた私は、直前期も過去問学習にこだわりました。特に、正答できなかった問題の繰り返し学習です。過去問以外に取り組んだことは、最新傾向の問題や予想問題とも言える模試の復習でした。

体:学習中は机に向かい続けることがほとんどだと思います。体が固まりますね。当たり前なのですが適度に体を動かしほぐすことは必要だと思います。私はストレッチや時々10分程度のランニングなどを行っていました。健康管理は非常に重要ですので、食事や睡眠含め規則正しい生活習慣を身につけ、さらにビタミンC、DHAのサプリメントを補助的に飲んでいました。

今年は新型コロナウィルスの情勢に不安もありますが、試験日に向けやるべきことを粛々とやる、に尽きると思います。

最後に、私自身は1次試験を受験している頃には深く考えず、2次試験の受験資格を得るための「1次試験という関門」と捉えていたのですが、診断士合格を果たし、実務補習を終えた今、1次試験とは、「中小企業診断士となるのに必要な学識を有するかどうかを判定する」ための関門であることを実感しています。

それでは、皆様にとって素敵な一週間になりますように。

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